実はその報道を見るまで知らなかったのですが、NHKの番組で笹井氏と小保方さんとの個人的なメールのやり取りの中身を暴露されていたそうですね。極めて個人的なメールのやり取りを。
これについて、前回書き忘れていたことを思い出しました。
それは笹井氏の水星が、水瓶座の17度である、ということです。
水瓶座の17度は、佐村河内守氏の土星と同じ度数で、「仮面を剥がされる」というサビアンシンボルです。
佐村河内氏の稿で書きましたが、この度数を持つと、親しい人に情報・秘密を暴露されてすべてを失います。佐村河内氏は、新垣氏にそれをされ、今までのキャリアすべてを失ったわけですが、笹井氏もメールを暴露されたのですね。
おそらく近い人の仕業でしょうけど。
ホロスコープには360度の一度一度全てに違った意味がありますが、通常どの度数も、それ単体で人の命を奪うまでのものはありません。
その中でも、この水瓶座17度を含め、かなりヘビーな体験を示唆する度数がいくつかありますが、それらはすべて人生を次のステージへつなげるために、ギャップを経験させられるようなものだ、と思っています。
笹井氏の場合は、前回書いたように、もともと出生に水星・海王星スクエアというホロスコープ上の瑕疵と言えるかもしれないウィークポイントがあったことにより神経症のベースのようなものを持っていたこと、そこを土星が重なって混乱をもたらしてしまったこと、結果それが「犠牲」という土星・海王星の代表的な事象を招いてしまったこと、そしてなにより笹井氏がこれまで挫折知らず(だったかもしれない)人生を歩んできたこと、などが悲劇を招いたのかもしれないですが。
笹井氏も、1962年の土星・海王星スクエア世代です。
土星・海王星を持つ人には、独特の諦めみたいなものがあると思います。
それは、生まれてから、どこかしら「人に理解されない」体験を少なからずしてきているからです。
「どうせわかってもらえない」という。
なぜなら、今までそうだったから。
土星は安定、信頼です。
海王星は、それをぶち破ります。ぶち破るのは、他者であったり、自分自身であったり。
おわり