サンシャイン池崎氏のセンスが全く理解できなかったのだけど、IPPONグランプリを見て、少しだけわかるようになったかも、な今日このごろ。
さて、あれ以来、泰葉氏のブログから目が離せないのだけど。
「あれ」というのは言うまでもなく、以前ここで取り上げた泰葉氏の唐突な「坂口杏里救済計画」のことだ。彼女は坂口杏里氏を救うために、自分の養女にまでしようとして、その方法を各方面で模索していたらしい。
・・・が、結局ムリだった。
真実か?捏造か?――暴露ネタの投下
すでに結論が出たからなのか、最近彼女のブログにその話題は出てこない。その代わりに始まったのが、前夫・春風亭小朝氏に対するDV告発だった。泰葉氏は夫婦時代、小朝氏から日常的に虐待を受けてきたらしいのは、すでにここでも取り上げさせてもらった。その虐待について、次々とネタを投下し始めたのだ。
ただそのネタも、文末には必ず自分の宣伝が入ってるし、それにもまして泰葉氏という人は、離婚会見の時に本人同席の場で小朝氏のことを「金髪豚野郎」と平気で言うような、ちょっとエキセントリックな人というイメージが拭いきれない。あれで泰葉氏を「ちょっとおかしい人かも」という疑問を持った人は少なくないはずだし、離婚後に鬱病を発症をしたという高低差からしても、彼女の不安定さというか地雷感を後押ししているように思う。
それゆえに今回のDV告発は、ただの暴走か、はたまた売名か、あるいは単なる「構ってちゃん」なのか、そのあたりのニオイがプンプンしていて、どこまで信じていいのか迷うところだった。
ただ、こちらでは前回二人のホロスコープの相性を見ているだけに、あながち100%捏造とも思えない、というのもある。ホロスコープから見る二人の相性はわりと深刻で、いかにも泥沼化の雰囲気が漂っている。
桂三木助氏の自殺は、小朝氏が追い込んだ?
ともあれ坂口杏里救済計画の頓挫でいったんフェードアウトするかと思いきや、むしろ小朝氏への告発で彼女のブログはますますエスカレートしており、次から次へとブッ飛んだネタが投入されている――そこには「こんな虐待を受けた」「あんなことまでされた」と彼女が書く、すると同じような虐待・DVの辛い体験をしてきた読者が反応をする、と言ったような流れが出来上がっている。
そんな中、彼女が告発をし始めた頃に衝撃だった記事が、桂三木助氏(4代目)の自殺は、小朝氏のイジメによる、という暴露だった。まるで先頭打者初球ホームラン、というようなインパクトだった。
(原文→こちら)
泰葉氏によれば、この件は落語界では周知の事実だという。桂三木助氏も将来を嘱望された噺家だったはずだが、それが小朝氏には気に食わなかったのだろうか。また別の記事では、泰葉氏自身は三木助氏と親しかったらしく、楽しげな電話での会話に嫉妬した小朝氏が、その後暴力をふるった件も暴露されている。(→こちら)
私としては当然、桂三木助氏のホロスコープを見てみるのだが、たしかに氏は感情が不安定で、しかも弱気な面が垣間見えた。自殺の頃のトランジットは、それがどうしようもなく自分を追い詰めてしまった感じだった。その追い詰めた原因が、小朝氏だったのだろうか。
それを含め、ここ最近の暴露はすさまじい。
性生活のことから、虐待は弟二人(正蔵氏・三平氏)にも及んだこと、実は可哀想だから虐待を受け止めてきたこと、そのキーとなる小朝氏の出自に関するダークなこと、などが赤裸々に書かれている。(さすがに性生活についての具体的な内容は避けているが)
そして今現在は家族(海老名家)との連絡を一切絶っていること、など・・・。
泰葉氏のホロスコープ――負けは勝ちだった
なぜ最近急に泰葉氏がこのような告発をし始めたのか、それはありがちな暴走ではないのか、彼女のホロスコープをあらためて確認してみたところ、見えてきたものがある。
彼女はいま土星の年令に入っているが、山羊座21度の土星がそれをさせているということだ。この土星はいったん「負け」を受け入れる性質であること――それが小朝氏から受けた虐待だとする――しかしこの土星の「負け」は、永遠の敗北を示すものではなく、次の「勝ち」へのステップになるというものだ。
小朝氏には、そのようなことなど頭の片隅になかったろう。
実際、今この土星に、トランジットの冥王星が近づいており、過剰なパワーをもたらし始めている。それが急に彼女を爆発に導いたのだろう。
冥王星の性質は「死と再生」・・・つまり一度クラッシュしフリーズしたマシンは、冥王星によってT-800型ターミネーターのごとくリブートされるのである。そしてリブート後は、一回りパワフルになって再生する。
負けが転じて、ついに「勝ち」となるタイミングがきたということだろうか。
それが証拠に彼女自身の冥王星を見てご覧よ。乙女座7度の横にピタリとノースノードが重なっている――これは彼女の元にはカリスマ的な人が集まるか、あるいは彼女のカリスマ性が人を集めることを示している。
そして小朝氏の太陽は、泰葉氏のサウスノードに重なる。
二人にはそれほど因縁があったことがわかる。
ネガティブはいつかポジティブに、ポジティブはいつかネガティブに
イジメている者、虐待により相手を支配している気になっている者、がもしこれを読んでいるとするなら、いつか逆転があるかもしれないということを認識しなければならないだろう――なぜなら天体の影響は、ネガティブの後はポジティブ、ポジティブの後はネガティブがやってくるからだ。
宇宙は常に回転運動の中にある。
東洋系の運命学がよく言う「常に人への感謝の気持ちを忘れなければ成功する」は、こうしたメカニズムが根底にあるのだ。
さて小朝氏にしてみれば、このような事態は青天の霹靂だったかもしれない。まるで飼い犬に手を噛まれたような状況に、今のところ何もリアクションができておらず、沈黙を貫くばかりだ。
そのことについて、泰葉氏はこう書いている。
今
小朝が
知らんふりを
決め込んでいるのは騒がれれば
また金になると思っているからですこれが
春風亭小朝の真実です(原文→こちら)
果たしていつ沈黙が破られるのか、その時小朝氏からどのような言葉が発せられるのか、注目したい。
もちろん小朝氏のホロスコープをあらためて見てみた。
ハウスがわからないのがつくづく残念だが、たくさんの収穫があった。
まず、なぜそうなったのかが、理解できた。
間違いなくこの一連は、小朝氏のエネルギーも導いている。
それについてはまたの機会としたい。
【※ホロスコープ画像はSolar Fire Ver.9を使用】