中森明菜、復活?




中森明菜、復活? | lyu1-web中森明菜が紅白歌合戦に出演するという。実に12年ぶりだそうです。
ある世代以上には、かなりインパクトのある話題かと思います。彼女は確か今年、ベストアルバムとカバー曲のアルバムが発売されて、かなりの反響があったんですよね。それだけ彼女は未だバリューがあるし、待ち望んでいるファンが多いという証でしょう。

中森明菜は、よく松田聖子との対比をされるけど、松田聖子は生涯「アイドル然」としたキャラクターを守りぬいてきた人で、なんかいつもキラキラしてて、スキャンダルでさえ見事に切り抜けてきたような印象があります。一方で、中森明菜はちょっと大人びていて、どこかしらに影があり、それが人を惹きつけていました。
常に二人は陰・陽のような、対照的な存在と評価されてきました。

どこか不器用で、何かポキリと折れてしまいそうな線の細さがあるにも関わらず、ひとたびマイクを持つや否や途端に空気を変えてしまい、観衆を一気に惹きつけるだけのオーラを持っている、そんな中森明菜という人物をホロスコープで見てみようと思います。

中森明菜:出生ホロスコープ

中森明菜:出生ホロスコープ

基本的に太陽・土星・海王星が蟹座・魚座・蠍座の水のサインのグランドトラインで、カイトも2つある。
水は同化するサインであり、感情や叙情を引き寄せることが無意識にできるので、それを表現に結びつけることが得意です。優れたアーティストに水のサインを持つ者が多いのはそのためです。

この場合はグランドクロスなので、それは本人が意図せずとも、どんどんと発展していくような形です。また太陽・土星・海王星のグランドトラインは「理想の具現化」という意味になります。

その中でも、特に土星は魚座17度のエンタテインメント度数で、観衆を惹きつける度数です。
松田聖子の歌は、なにか口ずさんでしまうような軽快さがありますが、中森明菜の歌はちょっと画面に見入って(聞き入って)しまうような雰囲気を持っているように感じます。

そして、この土星はアスペクトが多いので、エンタテインメント性における振幅をたくさん持っているということになりますが、それよりもカルミネートしている海王星のアスペクトの多さが際立っています。これはアスペクトしている天体全てが、海王星的な非現実的な雰囲気を帯びるという事になり、なにか彼女のミステリアスな魅力を醸し出しています。言ってみれば彼女がスーパーで買い物してる姿が思い浮かばないんですね。
そういうのも含め、生まれ持ったアーティスト資質と言えます。

太陽は蟹座20度のパワフルな度数で、しかもサビアンは「オペラ歌手」というもの。だから歌手というわけではないですが、この蟹座20度は集団を説得できる度数なので、彼女の歌唱力が人を惹きつけるのは、そういった資質も加味されてのことだろうと思います。

そうした歌手としての資質は挙げていけばきりがないほどですが、彼女のキャリアがアップダウンが激しいのはどういうことなのか分析してみたいと思います。

中森明菜:出生図+自殺未遂の頃のトランジット

中森明菜:出生図+自殺未遂の頃のトランジット

まず自殺未遂の頃といえば、山羊座でトランジットの土星・海王星のコンジャンクションがあった時代で、彼女の出生の月の近くで起こっていました。同時に冥王星が蠍座にあり、これが彼女の7ハウスの金星・水星をスクエアで直撃していました。7ハウスはパートナーだし、当時彼女は金星の年齢域だったため、それは「恋愛の中途切断」という形でストレートに現れたのでしょう。
ただ、冥王星蠍座の時代なので、彼女の水のグランドトラインにはフォローに働き、歌手としては評価が上がっていったろうと思います。

おそらく彼女のキャリアが危なくなっていったのは、90年代半ばになってトランジットの冥王星が射手座になってからのことだろうと思いますが、この射手座冥王星時代というのは、柔軟サインの人たちがことごとく憂き目にあっていた時代で、彼女も御多分にもれず柔軟サインのグランドクロスになってしまったので、本人の意図しない出来事が多く起こり、精神的・肉体的に参っていったのではないかと思われます。
特に魚座の土星、乙女座の天王星・冥王星にかかってくる射手座の冥王星は、かなり重度の負担となったのではと察します。

それと彼女は月が12ハウスなので、感情的に傷つきやすく、何かあると自分を引っ込めてしまうという感じになるので、活動休止というのは彼女にとって必要なことでしょう。しかもこの月は山羊座なので、無理して抑圧的になりやすく、なかなか奔放に生きられないというのがあります。

もう一つには、火星にアスペクトがないので、なにか発散できなくて溜まってしまうというのはあると思います。

いずれにせよ、ぜひ今回の紅白出演は楽しみにしたいですよね。
これを機に、またどんどん露出を増やしていってもらいたいものです。

おわり