この巨額な損失の元凶となったのは、2006年に買収した原子力発電関連企業・ウェスティングハウス社の買収に起因する。
この時の買収額は54億ドル(約6400億円)とも言われたが、専門家からは疑問の声が上がっていたみたい。ちなみにこれについては、以前このブログでホロスコープを解説している。
【参照】東芝の問題をホロスコープ的にぶった切る
この買収時は、もともと東芝のホロスコープが持つ火星・天王星180度に、トランジットの冥王星がモロに乗っかった状態で、究極の「パワフルゴリ押し」とでも称するべきタイミングだった。まさにイケイケドンドンを象徴するかのような配置だったのだが、鼻息が荒すぎるあまりその冷静さを欠いた経営判断が、今回のなんとも哀れな結果を招いたのはお粗末と言うしかない。
まあそもそも時代が脱原発に傾いてる感じだから、東芝のこの時の経営判断はまさに未来予測を見誤ったというしかないのだけど、実はそれを天体配置が暗示していた、というわけだよね。
ちなみに今の東芝のトランジットの状態は、まさに「貧乏」という印象で、困窮を暗示させるものとなっている。ただこれは、私に言わせれば「まだまだじゃねーの?」・・・今後巻き起こる嵐の序章のような気がして、なんともザワザワ感が否めないのだけど。
ちなみに志賀会長のホロスコープも見てみた。
なかなかパワフルなホロスコープの持ち主と見たが、それも10年ほど前までだったのではないか?――つまりウェスティングハウス社買収の頃までという感じ。
後はその強引さが徐々に空回りしていくような気がするけど、どうなんだろう。
ま実際、辞任なわけだけど。
【※ホロスコープ画像はSolar Fire Ver.9を使用】
※ホロスコープ鑑定・ご相談など受け付けております。詳しくは→こちら