東芝の問題をホロスコープ的にぶった切る




東芝の問題をホロスコープ的にぶった切る | lyu1-web結局、9人の経営陣が引責辞任する事になった東芝の不適切会計問題ですが、まだまだ問題は後に残りそうです。
しかし、いまだに粉飾じゃなくて「不適切会計」と各メディアが表現している事に、なんとなく違和感・・・そもそも経営陣が指示して組織ぐるみで隠蔽しようとしたんだから、粉飾じゃないのって思っちゃうんですが――どうやら東芝がばらまいている広告費は年間330億円近くという、メディアにとって大スポンサー様らしい。ああ、じゃしょうがないよね、気使わなきゃいけないよね、ってか。

それはいいとして、そもそも東芝が躓いたのは原発関連事業の誤算が原因と言われてますね。あの福島第一原発事故が打撃となって事業が落ち込み、経営陣が会計処理的な穴埋めをムリヤリ指示したということが問題を大きくしたわけですが、このあたりに注目してみたい。

BADなタイミングでの買収

東芝が原発事業へと傾倒していく発端となったのは、2006年度に原発関連企業である米ウエスティングハウス社を54億ドル(約6000億円)で買収したところから始まります。これ以後、原発事業へと事業展開をしていくわけですが、この時の買収という経営判断が、後々大いなる誤算を呼ぶとは、よもやこの時に気付くはずもない。

――しかしそれが結果的に企業に大ダメージを与えることになるのです。

なので東芝のホロスコープに対する当時のトランジットを見てみる。

東芝:設立図+2006年2月のトランジット

東芝:設立図+2006年2月のトランジット

検証その1――土星・海王星

まず第一に挙げたいのは、この時期、東芝の土星に対してトランジットの海王星が近づいていること――これは東芝がそれまでの殻を破ろうとしていると読み取れます。しかしそれは正常な判断力に基づいたものであったとは到底言えなくて、衝動的な意味合いが大きかったのではと思わせるものです。

しかもこの直後、獅子座を移動中の土星が180度になっていくので、東芝の土星とは土星・土星のオポジションになり、それに海王星が重なるという非常に危ういタイミングになるわけです。

それを証明する事実として、ウエスティングハウス社は当初18億ドル程度での売却を計画していたらしいのですが、実際には競売によって東芝が上記54億ドルという価格を張り、競り勝ったという――つまり3倍も高く買収したわけです。それに対して専門家からは疑問の声が上がっていたといいますが、当然ながら冷静な判断力があったとは言い難い。
【参照】wikipedia:ウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニー

検証その2――火星・冥王星

見て分かる通り、東芝の設立ホロスコープは双子座の後半に水星・冥王星・火星・金星が集中していて、それに続く蟹座の初期に太陽と海王星があります。それに対して反対側の射手座には天王星が180度になっています。この天王星に、当時冥王星が重なっていました。

これも強行的な限界突破であり、しかも状況をひっくり返してやろうという、いわゆる「ちゃぶ台返し」と呼ばれるアスペクトであって、かなりムリヤリ感があると共に、恣意的にでも力を誇示してやろうという野心が働いていることが分かります。

つまりこの時期は、東芝にとって冷静な判断を誤らせる天体的な条件が2つも重なっているタイミングであって、それにまんまと乗っかっちゃったということは、後々尾を引くことは必然であったとも言えるわけで。

ムリヤリな経営判断が招いた結果

ちなみにこの不適正会計疑惑が発覚したのは、今年2月に関係者からリークされたことによるものですが、その頃といえば土星・海王星スクエアの真っ最中で、これに東芝の月が絡んだ形――つまり疑惑のタイミングでありました。

東芝:設立図+2015年2月のトランジット

東芝:設立図+2015年2月のトランジット

今後東芝は、数々の専門家が指摘しているように、この問題の処理や後始末に追われることになるのでしょうか。
すでにアメリカの法律事務所からは提訴されていますが、それだけ投資家に損害を与え、犠牲を強いたわけですから致し方ないかもしれませんが。
いずれにしても、不祥事によって破壊された企業イメージを回復するのは容易なことではないです。

経営者は企業が仕掛けるタイミングを見誤ってしまうと、後々取り返しの付かないことになるということを肝に銘じなければなりません。

おわり