大方の論調は完全にスザンヌ可哀想みたいになっていますね。確かに斎藤氏は色々な疑惑や噂があったりして、世間的にはイメージ悪いですよね。それとスポーツ人っていうのは、芸能人と違ってバックに事務所という守ってくれるものがないですし。
ただ、どちらがいいとか悪いとかは置いておいて、やはり男女ですから相性の問題というのはあるんです。恋愛という一時の感情で燃え上がって一緒になってみたものの、実際はウマが合わなかったというのが古今東西どれほど多いことか。
それと、選択眼というか相手のチョイス、これにもまた問題ある場合が多いです。
例えばスザンヌのホロスコープから男性傾向というのを推測してみます。
これを見ると、スザンヌの「男を見る目」にも問題あったのでは?という疑問がないわけではありません。
というのも、どう見ても普通の男を選びそうにないじゃん、というのがあるからです。例えば子育てを一緒にしてくれるとか、家庭を大事にしてくれるとか、そういうのが「普通」という定義だとすると、スザンヌはそこからかけ離れた男選びをしちゃいそうだし、実際そうだったわけです。
確かに夫を示す太陽は蠍座なので、ずっと仲睦まじくいられるような男性を理想としていたかもしれないです。じゃあ大人しそうなマイホームパパみたいな、いわゆるフツメン=顔じゃなくて平均的なという意味で=を選びそうかというと、ぜんぜん違う。
スザンヌの太陽は冥王星や海王星とアスペクトがあるので、普通から逸脱しているような男じゃないと食指が動かないわけです。それはもう一方の男性傾向を示す火星にも言えるので、たぶん彼女は若い頃から、いわゆる普通っぽい人には興味がなかったんじゃないかという気がします。
そこでソフトバンク・ホークスの元エース、みんなのヒーロー、みたいな男だったら「やっぱ超えてる男じゃなきゃだわよね~」な感じになっちゃうのでは(笑)
ただ、平均から逸脱しているような男に、誠実でおとなしくて家庭的で、っていうのを求めても難しそうじゃないですか。人間ていうのは陰と陽だから。そういう相手を選ぶなら選ぶで、ある程度の覚悟と妥協と諦めは必要かもしれないし。
そして彼女にはトランジットのピンチが続いていました。
彼女も射手座7度の土星ですから、ここ1~2年トランジットの海王星がずっとスクエアでぶつかっているわけです。そこにきて昨年12月に土星も射手座に入ってきてしまいましたから、犠牲の運気に入ってしまっていたと言えそうです。
そして二人の相性の問題です。
内側:スザンヌ
外側:斉藤和巳氏
これを見ると、スザンヌの月に斎藤氏の土星が重なっていて(月は生まれ時間によって前後ある)、一方で斎藤氏の太陽にスザンヌの土星が重なってるので、これだとお互い息苦しい関係になっちゃうと思うんですよね。
斎藤氏は太陽が土星によって押さえ込まれるので、家庭のことも考えてよ、みたいな感じで斎藤氏の外での活動に対して制限を付けられるわけだし、スザンヌは一緒にいると常に圧迫を受けるという関係。特に斎藤氏の土星は乙女座だから口うるさいし。
あと、お互いの火星がオポジションで、いい面としてはお互い相手にコーフンするというのはありますけど、ただ斎藤氏の天王星も絡んでTスクエアですから、ちょっとしたことでぶつかるというのはありえます。
まあコンジャンクションもオポジションも複数あるからお互い最初はビビッときたかもしれないけど、ちょっと内容が悪いですよね。
なので一時的に妥協して我慢したとしても、この関係はお互いストレスが溜まるので長くは続かないと思います。
ぜひスザンヌには今回のことを教訓に、次は失敗しないようにしてもらいたいです。
おわり