高倉健さん死去 まじめにホロスコープを読んでみる




高倉健さん死去 まじめにホロスコープを読んでみる | lyu1-webここ最近まったく名前を見かけなくなった小沢一郎氏ですが、離婚したという話が出ていますね。
この人は双子座の初期に太陽・土星・天王星がある人なので、これらが2012年以後、海王星とスクエアになっていますからね。
混乱の土星海王星に太陽が巻き込まれているという形です。しばらくはしんどいかな。

さて、高倉健さんが亡くなりました。
健さんについては巷に出回っている出生時間もありますし、たまには正統派っぽくホロスコープ読んでみようかと思います。(なんか最近アラ探し的なことばっかりやってるので笑)

ちなみにホロスコープっていうのは、私が思うに占星術家が100人読んだら100通りの読み方になるし、読み手のクセとか人生観が出るものです。なので私はこういうふうに読みます、っていう例としてお楽しみいただければ。

高倉健氏:出生ホロスコープ

高倉健氏:出生ホロスコープ

「個性を仕事で活かす」

生まれた瞬間の東の地平線=アセンダントは魚座で、その主星である海王星は6ハウス、つまり個性を仕事で活かします、という生まれ。
その海王星は乙女座の4度。乙女座の初期は具体的なものを認識する能力。
その中でも4度はイメージを表現する適性があります。それを仕事にするという形。

そもそも海王星はイメージの天体なので、元来実務能力に優れる乙女座であろうとも、正確性を求められるデスクワークなどのような仕事には向かないと思います。(その内容にもよるけど)
やはり創作とか表現とか芸術とか、そっちの世界。

その海王星は、カルミネートしている金星にトラインでアスペクトしています。
金星が天頂近くにあると、その人は「看板を背負っている」みたいになって、その人そのものが「象徴」みたいになります。まさに昭和の映画スターを象徴する人なわけだけれど。

MCは射手座で、その主星の木星は(ほぼ)5ハウス。(出生時間がだいたいの数字なのでこのあたりは曖昧)
5ハウスはもともと獅子座の居場所なので、自分から吐き出すもの=つまり表現や創作に関連する=それが社会的立場を作るということ。

そして蟹座の木星なので共感者が多く集まる。つまりファンが多い。そして横には冥王星もあるので、それが常識を越えていくということになる。
これは百田尚樹氏羽生結弦選手の記事にも書きましたけど、木星・冥王星の「キングメーカー」なので、表現の世界で地位を得ます、という配置です。

「無骨で努力家キャラ」

木星・冥王星のコンビは、10ハウス~11ハウスにまたがる金星・土星にオポジションです。
金星はもともと天秤座の主星でもあるので、その人の見た目などにも関連するけど、土星が近くにあるので、健さんの武骨で無表情な感じというのはこれですね。しかも山羊座だし。山羊座の土星だし。

金星は山羊座10度の「こうらいきじ」のサビアンですから、閉鎖的です。やっぱり高倉健って開放的なイメージじゃないでしょ?いかにも武骨で不器用でシャイで対人苦手っぽくて、という。
その閉鎖的な金星が山羊座の土星と一緒なので、まああんなイメージになるわけですよね。
あと土星が一緒だと、締まったキャラになりますよね。礼儀とか礼節とか作法とかキチンとしてる。

土星は土星で18度の「荷物を運ぶ5歳の子供」のサビアンなので、どんな無理なことでも努力を惜しまない。それが冥王星とオポジションになっているので、かなりプレッシャーとなって本人にのしかかるけど、それをはねのける努力家なんですね。それが金星と一緒なので、健さんのイメージになってる。

そして金星・土星←→木星・冥王星の180度が、アセンダントにミディエーション(調停)されている。
このホロスコープの第一のミソはここですね。

やっぱり持ってる人です。

「メディアに乗っかる人」

太陽は12ハウスで水瓶座。つまり本人がいないところ=メディア・映像・音声・電波など=で発揮される人生。
この太陽は水瓶座26度の「古代の陶器の椀」のサビアンなので、オーソドックスで古典的な表現なんです。アバンギャルドやシュールな演技はしない。

ただしこの太陽には、他の天体とのメジャーなアスペクトがないです。
まあここからは勝手な想像ですけど、健さんが自分で映画をプロデュースしたり、メガホンを取って自分で監督したりすることがほとんどなかったのは、この孤立した太陽だからなのじゃないかな、という気がします。

あくまで「いち俳優」として、依頼された役をこなす人生というね。
ただ、それを補って余りある人生ですけど。

その太陽は6ハウスのカスプから来ているので、仕事がメディアに乗っかるという形。
そして水瓶座は電気・電波・ネットワークなので、そのものズバリ。

しかも1ハウスにある天王星は12ハウスのカスプの水瓶座の主星ですから。
健さんの個性そのものがメディア的なんですよ。決して握手会などでファンをムリヤリ集める形の芸能人じゃない。言ってみれば魅力がメディアに乗っかって広く伝わります、という生まれ持ったものなんです。

こういうところ、芸能人を目指している人は自分がメディア・電波・ネットなどに向くかどうか、自らのエネルギーを知った方がいいかも。
「憧れと適性とは違う」ってことです。

そういえば、お笑い芸人の千原せいじが「夢なんか実現せえへんよ」と言っていましたが、もっと言うなら夢が自分の生まれ持ったエネルギーと合致しているかどうか、が一つのポイントですよね。

その点、健さんの場合は、これでもかっていうエネルギーの後押し後押しがある配置ですからね。

これがこのホロスコープの、もう一つのミソです。

「私生活」

太陽も月も12ハウスなので、隠れた人生という感じで、私生活を大っぴらにするというタイプではないです。
特に太陽は上にも書いたように6ハウスから来ているので、仕事人間という感じです。

私生活を表わす月は、水瓶座8度です。この度数は「鷲へと変身する旗」というサビアンで、かなり水瓶座っぽくて感情や衝動が表に出ることはない度数=つまり冷静で論理的です。
確かに、健さんが私生活でも感情的・感傷的になっている姿って、想像できないですが。

家庭を表す4ハウスは双子座=つまり風のサイン。
月も風だし4ハウスも風のサイン。風は情で繋がるということはないので、団結力のある仲良し家族、みたいにはなりにくい。
特に健さんの場合、月が水瓶座なので、個人主義というかあまり人にベタベタと近づかないんです。その分、人と均等に接する事ができて関係の上下を付けない、差別もしない、という感じ。
だから個人的に深く繋がるという付き合いは苦手だと思いますね。水のサインが蟹座の木星と冥王星だけなので。

ただ太陽も月も水瓶座なので、やっぱり結婚して温かい家庭を持つ、というのは本人のイメージになかったかな、と思います。
一度は結婚していますけど、その後は独身を通していますし、それで本人も納得していたのでは。
1ハウス天王星ですしね。

まあ、こんな感じで読んでみました。

ご冥福をお祈りしたいと思います。

おわり。