この人は一時期、「グータンヌーボ」のホスト役でスタイリッシュに生きたい女性のカリスマ、みたいな感じだったけど、例の「バカ息子」の落書き騒動があって以来、彼女に対する評価はダダ滑りに滑って、ズルズルと坂から転げ落ちてしまった感がある。
こういう事実を見ても、人間の絶頂期というのは恒久的に継続することはなく、常にサイクルやリズムの中で生きている、と思わずにいられないわけで。(もちろんその逆もあるけど)
スルー力という偉大な力
ただ思い出すに、あの事件の時の長嶋一茂氏の対応は、あまり世間から評価されていない気がするけど、個人的にはかなり「GJ!」と思っていて、少なからず騒動を穏便に収める効果をもたらした。
仮にあの時、一茂氏が被害者意識で江角氏に対して世間と一緒になって非難していたら、もっと泥仕合になっていたと思うのだけど、実際彼はそうしなかったので、なんていうか「被害者のいない裁判」みたいな感じになり、やられた側が気にしていない以上、話は終わりです、っていう「スルー力」の偉大さをを示した気がする――そういう意味で一茂氏というのは、実は地頭的には全然バカ息子じゃなくて、むしろバカなのはやった方、っていう皮肉な結果だった。
こういうのって「負けるが勝ち」の典型だと思うけど。
まあ、もしかしたらそういう風にコントロールした陰の力があるのかもしれないし、単に一茂氏が天然原石っていう説もあるしw。でも結果そういう風になったわけで。
カーディルスクエア時代
やっぱり今は2011年から始まった、長く続くカーディナルスクエアの時代の真っ最中だから、人間は知らず知らずのうちにその影響を受けていて「キレやすく・過剰反応しやすく・スルーできない」っていう時代風潮なわけ――そういう時代になる、というのは何年も前からずっと書いてきたことだけど。
それは今まさに起こっている、アメリカや韓国の政治に対する過剰反応に現れているし、もっと言えば全世界的に今そういう感じで、有名人の言動などがすぐに炎上するのもその影響だし、一般人のおバカな自己顕示欲動画などもすぐに炎上するし。
総じて皆が「スルーできない症候群」になっているのだけど、それはカーディナルスクエアだからです、という。
例えばベッキーが記者会見で素直に認めなかったことに世間は目くじらを立てて、彼女は一層窮地になった。でも冷静に考えればゲス川谷氏の奥さんが一番の被害者なわけだけど、あまりそこに世間の目はフォーカスされなかった。(一部ではそういう意見もあったけど)
それよりもあの問題を大きくしたのは、やっぱり世間の過剰反応が大きな一因だったと思うわけ。怒ってスポンサー企業にクレームの電話するとか、昔にはなかった現象だと思うんだよね。近年それが、極めて普通になってきたっていうのはやっぱり時代的な天体配置がそうさせている。
そんな風潮の中で、長嶋一茂氏の対応は見事だったと思うんだけど。
ネガティブエネルギーは一転、自分に牙をむく
結局江角マキコ氏は、この事件を元マネージャー氏のやったこととして直接の自分の非は認めず、強制的に自らシャッターを閉じてしまったので、カリスマじゃなくて単なる自己中オンナだったのだな、という印象を世間に与えてしまった。
ただ事件当時の江角氏のホロスコープを見ると、私からすれば「やっぱりやっていそうだな」っていうのがあるわけ。少なくとも穏便な情緒なわけはない、っていうのがモロに現れていて。ちょっと常軌を逸しそうだっていうか。
実は、彼女のような行動傾向をとっていると、ホロスコープのエネルギーというのは反作用的に働いてしまうことがあるわけ。つまりネガティブなエネルギーが、自分に牙を向いてくるというか――特に彼女のようなホロスコープの場合だけど。
だからアップダウンが激しい、という風になってしまうんだよね。
まあその辺をコントロールして生きていくのが賢い人生の送り方、ってことになるのだけど・・・大抵の人間の場合、ホロスコープなんて全く知らなくて生きているわけで。
全然関係ないけど昔、江角氏がOL時代の頃の写真を見たことがある。
その頃から美貌が評判だったのか、彼女が勤める企業の会社案内に載っていた写真だったと記憶してる。どういう会社だったかは忘れたけど・・・。
やっぱ関係なかった。
【※ホロスコープ画像はSolar Fire Ver.9を使用】