楽天がスペイン一部リーグの強豪チーム・FCバルセロナのオフィシャルスポンサー契約をしたことがニュースになったが、そのスポンサー料は5500万ユーロ(約64億円)/年の4年契約=総額247億円というビッグなものだという。
最近の楽天というか三木谷氏は、これ以外にも健康関連商品ネット販売大手の「爽快ドラッグ」を89億円で買収、そのほかフリマアプリの「フリル(FRIL)」を運営するFablicを買収(買収額未発表)、保険代理店のアンセルインシュアランスを数十億円で買収と、随分派手に動いている印象がある。
それには本家のネット販売の方がamazonに脅かされているという焦りがあるのでは?
ここのところのamazonには勢いがあって、これに対して楽天はじめ日本のネット販売業者はちょっと時代遅れになりつつある気がする。amazonは徹底した顧客ファーストをネットに持ち込んだ時点で、業界に黒船旋風を巻き起こしたと言える。それは、これまでどこかで「騙されるんじゃないか?」「ネット業者は怖い」と一抹の不安があったネット購入のハードルを見事に下げた。
私などもamazonはよく利用させてもらうが、ともかくプライム会員になればプライム商品は送料無料でほぼ次の日に届くし、なんなら当日に間に合う事もあったりする。しかもネット購入でこれまで心配だった交換・返品をいとも簡単に受け付けてくれるし、理由によっては返品の配送料が着払いでOKだったりもする。
しかもこの前などは、返品しなくていいからそちらで処分してください、と言われビックリした。(商品の特性上、そうなったのだろうが)しかもそれは一個ではなく、買い置き用に何個か同じものを頼んでいたのだが。もちろん代金は全て返金されたのは言うまでもない。
カスタマーサービスも24時間つながるし、待ち時間もせいぜい数十秒で向こうからかかってくるので電話代の心配もいらない。それでいてたまに大規模セールもあるし、私がプライム会員になった当時より、サービスがどんどん増えてメリットが付加されていっているが、こういうのはこれまでの日本のネット販売業者には考えられなかったことだ。
特に楽天などは店舗の集合体なので顧客対応は個々の店舗に委ねるしかなく、サービスには必然的にバラツキが出るのは仕方がないことだが、それもamazonとの差が開く要因になっているだろう。
楽天がこうした厳しい状況がある中で、三木谷氏が派手に動いているのはやはり気になった。
そこでホロスコープを見たがやっぱりだ。
これを見ると、いま三木谷氏はある意味ブレーキが外れた状況で、多少ヤミクモ感があるのかなという感じ。それは氏の人生の中でもかなり度が外れた状態だろう。
おそらく三木谷氏なりの勝算あってのことだろうとは思うけど、限度を超えるタイミングだけに、投資などにはいつもより冷静な精査が必要なのだが。
まあ東北楽天ゴールデンイーグルスやヴィッセル神戸にもそれなりにお金を使ってほしい気もするが、どうなんだろ。
【※ホロスコープ画像はSolar Fire Ver.9を使用】