満月はスーパームーン、だけど世界情勢は混沌




満月はスーパームーン、だけど世界情勢は混沌 | lyu1-web8月11日は満月ですが、月が地球に近づくスーパームーンということで、大きくてきれいな月が見られることでしょう。
さらにペルセウス座流星群の見頃とちょうど重なるために、ダブルで楽しめそうです。
満月は11日の午前3:09くらいです。ただ台風が通過中ですので、天候がどうなるか。

8月11日満月

8月11日満月

今回の満月は水瓶座の18度で、山火事のサビアン度数ですね。
山火事の度数は、あらゆる方法で対処をするという性質です。基本的な水瓶座の「特定なものに縛られない」といった性質を、さらに強化した感じで、この度数は決めつけをせずに、時には既成概念から外れた方法さえ使うくらいの、開けた態度でものごとに臨むということです。冷やし中華にウスターソースかけてみる、みたいな(笑)。

ただ、水瓶座と獅子座のオポジションというと、水瓶座は天王星が主星ということからも「個=オリジナル」です。そのエネルギーが獅子座に向かうことによって、それを吐き出したい、つまり「個の主張」ということになります。

それに対し、今回の満月は蠍座の土星からスクエアになっています。
つまり蠍座的な性質から横ヤリが入るという意味になります。
蠍座は迎合・癒着ですから、それが個の主張を抑えようとしてぶつかり合う。

「俺達はこうしたいんだ」という水瓶座・獅子座のオポジションに、「いやいやそれはキミ、ハミ出しというものだよ。ワガママは抑えなきゃ」という。

いまの世界情勢みたいです。

木星が獅子座に入ったからか、世界中でやたらとそんな感じのドンパチが多くなっていますが、本来、木星はそんなに過激な天体じゃないんですけど、獅子座の拡大ということと、カーディナルスクエア時代というのがベースにあるからでしょうか。

アメリカはイラクへの空爆を始めましたが、アメリカの独立時の太陽は蟹座の13度で、それに天秤座14度の土星がスクエアという形。
いまトランジットの冥王星は山羊座の11度くらい、天王星は牡羊座の16度くらいですから、カーディナル・グランドクロスにガチガチにハマっていて、いつブチ切れてもおかしくない状態。

アメリカ合衆国:独立図+現在のトランジット

アメリカ合衆国:独立図+現在のトランジット

マレーシア航空機撃墜についても、親露派の仕業と決めつけ、ロシアに対する制裁を発動させましたし、なんかここにきてとうとうアメリカが動き出してしまったな、という感じです。
予想はしていましたけど。

ロシアはロシアで、ウクライナ騒動において世界中から非難を浴びている中で、プーチンの動きが不気味です。
プーチン自身、カーディナルスクエアの影響を受けているので(過去記事参照)、逆ギレは当然するでしょう。農産物輸入規制などの制裁措置に乗り出しているみたいですが、果たしてその程度で済むかどうか?

相変わらずイスラエルのガザでは一時的な停戦も効果なくまたドンパチ始まっていますし、中国は中国で敵作りまくってます。

なんかこの満月が、そうした情勢を反映しているかのよう。

世界情勢はますますカオス化して、カーディナルスクエア時代が本格化ですね。

いずれにしても、穏便に解決してもらいたいものです。

おわり


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