いよいよ混乱の除幕か、フランステロ




いよいよ混乱の除幕か、フランステロ | lyu1-webフランス連続テロ、仮面女子、マックの異物混入、いろいろな犠牲や混乱が表面化しております。
ももクロの有安杏果は体調不良ですか。彼女は魚座0度の水星、射手座0度の冥王星、そしてもしかしたら乙女座の月、これでは土星・海王星の影響を受けないわけはないかも、です。
いずれにせよ、土星・海王星スクエア時代がどんどん迫ってきているのを実感させられる昨今の出来事です。

今まで何度も書いていますが、土星というのは平素、地球上に秩序と安定をもたらすんです。組織にも個人にも。
それは土星の持つ「制限力」というのがあるからで、何かがはみ出して乱そうとすると、土星が「ダメよ~ダメダメ」と抑えつけて許してくれないのです。

そういう意味で土星は、縛り付けて自由をさせてくれない窮屈な天体ではありますが、その反面、秩序が乱されない安定的な社会、安定的なワタシ、というものを作り出しています。ひいてはそれが信頼感にもつながるのです。あの人はいつも安定しているから信頼できるわね、というように。

ところがこの土星の制限力を壊してしまうのが海王星で、ひとたび土星が海王星の影響を受けると、途端に世の中も個人も乱れ始めます。最近世の中おかしくね?あいつ最近おかしくね?という状態になるわけで、そうなると途端に今まで培ってきた安定感・信頼感というのが揺らいでしまいます。

個人的にこの影響を受けてしまい、これまでキャラが崩壊していた清原和博氏は、土星が射手座に去ったことでこの影響から開放され、今後は落ち着きを取り戻して立て直していくのでしょう。土星が海王星から開放されると、普段の安定を取り戻していくのです。もちろん、いったん失われたものを取り戻すのに時間はかかりますが。

逆に世の中的には、土星が射手座に入って海王星とスクエアになったことで、今後どんどん安定感というものを揺るがされていくので、今回のような事件や、疑惑や混乱などが露出していくだろうと思われるわけです。

今回、フランスで立て続けに起こったテロ事件は、何名もの犠牲を出しつつも、特殊部隊の同時突入によっていったんの幕切れとなったようですが、はたしてホントにこれで終わりかどうかは疑問が残ります。

というのも実際、犯人の一部がアルカイダから資金提供を受けていたと明らかにしたこと、食料品店立て篭もりの犯人も「イスラム国」に忠誠を尽くしている、と語っていること、さらにアルカイダ幹部が今後新たな攻撃を示唆したこと、などが次々と表面化しているので、どうも今回だけでは済みそうにないような、今後もっと多くの国を巻き込んだ大事になりそうな雰囲気を帯びている気がするのです。

ちなみにイスラム国については、ここで建国図を取り上げさせてもらった時に、

  • かなり過激で攻撃的な国家
  • 意外とクレバーな部分がある
  • 嘘つきそう

・・・なホロスコープ、みたいな事を書かせてもらいました。
(参照記事:イスラム国のホロスコープ

裏でこういう国が絡んでいるということは、そんなに単純で単発に終わる問題じゃない、というのはある程度予想がつくことだし、しかも土星海王星スクエア時代なので、今後は世の中でそうとう犠牲や混乱が巻き起こる時代だから、というのもあります。

というわけで、フランス国家のホロスコープを検証してみます。
フランスの現行国家の建国記念日は1958年10月4日みたいなので、それで出してみました。

フランス:建国図+現在のトランジット

フランス:建国図+現在のトランジット

フランスはファッションの先進国、みたいなイメージがあると思いますが、さすがその通り、天秤座の初期に金星・水星・太陽がありますね。特に金星は見た目・ファッションなども表しますが、それが天秤座0度にあります。天秤座0度は「いつも誰かに見られていることを意識する」度数なので、ファッション・美容関連には多い度数です。

まあそういうのはいいとして、今回の事件に結びつくのは、やはりトランジットの土星・海王星スクエアに、フランス国家の天体がモロに影響を受けているからに他ならないでしょう。
しかもそれが双子座の火星と、乙女座の冥王星のスクエアです。火星は「攻撃性」、冥王星は「強制的な力」ですから、暴力的な意味が表されているわけで、それがトランジットの土星・海王星によってグランドクロスの状態になっているのです。火星・火星スクエアになっているのも見逃せません。
なかなか困難な配置です。

つまり暴力的な攻撃、ということと、犠牲・混乱がミックスされての今回の騒動になるわけですね。
もちろんこの傾向はまだ続くか、という懸念もあります。

それと、もちろんカーディナルスクエアの影響もありますからね。
天秤座の太陽・水星は完全に巻き込まれてTスクエアです。しかも天秤座の太陽に対して山羊座の冥王星のスクエア、つまり太陽・冥王星スクエアです。

ついでですので、フランスとイスラム国のシナストリー(相性)図も添えておきましょう。
内側がフランス、外側がイスラム国です。

フランス+イスラム国:相性図

フランス+イスラム国:相性図

ざっと言えば、

  • フランスの太陽に対してイスラム国の太陽がスクエアで対立している
  • さらにイスラム国の冥王星もスクエアで加わりTスクエア
  • フランスの太陽にイスラム国の火星・天王星オポジションが近い
  • フランスの月に対してイスラム国の水星・土星オポジションが絡んでいる
  • それら含めカーディナル・グランドクロス

などなど、両国間はただならぬ関係であるという材料が、これ以上ないほどにあります。

そんなわけで色々書かせてもらいましたが、最後に忘れてはならないのは、今の時代は、土星・海王星スクエアだけではないということを再確認させてもらいます。というのも2011年以降続いている、カーディナルスクエアの影響を忘れてはいけません。

これは土星・海王星よりも大きな影響をもたらす配置であります。
それは前回のカーディナルスクエア(1930年代)が証明していて、あの時は世界大戦にまでなったわけですから。(これも過去だいぶ書いてきましたけど)

今の社会を見ても、過剰反応・人の言動を許さない社会、というのがその証しであります。芸能人を叩くとか、バカッターを叩き潰す、とかもいい例でしょう。
そしてそれがエスカレートすると、敵対関係が激化する、ということになるわけで・・・組織間・国家間もその延長線上です。だから戦争になる。今回の事件も、アメリカをはじめとする他国も介入して大事になるかもしれませんしね。

それを容易に誘発するのがカーディナルスクエアであります。

そしてそれを阻止するのは、人間の理性と叡智しかないわけです。

というわけで、国家や組織のホロスコープというのも意外とナメることが出来ないんですよ。ヤバい組織・会社はホントにヤバそうなホロスコープになっている、と実感させられることがよくありますからね。イスラム国のように。
あと会社自体は問題ないけど、個人との相性において問題が出る場合もありますし。

なので、これから就職の人など気をつけてください。取り返しのつかない事にならないように。
会社設立日など、謄本取ればすぐに分かりますので是非チェックを。
(最後は就職の話になっちゃった)

おわり



 

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