初競りのマグロの最高値が昨年の1億円オーバーから一気に451万円と、ここでも景気後退の波をひしひしと感じるご時勢でございます。なんでも400万円台に下がったのは2007年以来だそうで、2007年といえば、以前ちらっと書きましたが土星・海王星オポジションと言う時代で、サブプライムローン問題が原因で米国経済が破綻し、結果的に世界金融危機という大混乱を招いたきっかけの年です。
今後の経済について、識者たちの予測を見ていると「先行き不安」というのが大方の見方のようです。個人的に気になったのは、昨年4月に消費税が8％にアップした後、企業は今年初めてそのアップした消費税を納税することになるわけで、これがかなりの打撃になるという見方をしている東洋経済オンラインの記事が興味深かったです。それによると、資金力に乏しい企業はアップアップになり、リストラや倒産を余儀なくされるとのこと。
そう言えば原材料を輸入に頼っている企業では、円安倒産も増えるという予測も方方で見かけます。
こちらでも昨年から言及していたように、12/24にトランジットの土星が射手座に入ったことから、魚座の海王星とスクエアになり、今年2015年は土星・海王星スクエアという「混乱・犠牲・欺瞞・スキャンダル」の時代になると予想しております。
その12/24以降、すでにエアアジア機墜落や将棋倒しなど、犠牲を伴った事件が発生していますが、今は天体的にまだオーブが甘いので序の口で、これから土星が進行するにつれて本格的に土星海王星スクエアに突入、という段階なわけです。
そう言えば書く機会を逸していましたが、12/22の東京の冬至図では、土星海王星が１１ハウスと2ハウスにまたがっております。もしかして未来への投資は混乱に巻き込まれて大損、ということになるかもしれませんね。
2014年冬至図
それは国家とて同じ懸念です。
これもすでに書いておりますが、日本の国家のホロスコープも、水星と金星が土星海王星スクエアに影響を受けます。
水星といえば言論なので、嘘つき・詐欺・裏切りということになるかもしれません。小渕優子議員を思い出してください。彼女は水星が土星海王星に巻き込まれており、現在も疑惑疑惑のオンパレードです。（参照記事：選挙、悲喜こもごも）
一方の金星は、牡牛座の主星でもあることから、直接「お金」を意味します。
水星と金星、「ウソ・詐欺」と「お金」がキーワードです。気をつけたいですね。
日本国：建国図＋現在のトランジット
国の詐欺やお金絡みといえば、今度の安倍政権は、かつて「昭和の三大バカ査定」と称された、莫大な税金の無駄遣いである「整備新幹線」の完成前倒しに着手し始めたとのことです。整備新幹線といえば「初めはクマしか乗らないかもしれない」と言われた、あのド田舎新幹線（失礼）です。
むろんその背後には、当然のごとく建設を始めとする莫大な利権が発生するわけで、それに群がるハイエナたち、ひいては族議員と呼ばれる議員たち自身へのキックバック、こうしたことに国民の血税が湯水のごとくつぎ込まれるわけで、それに対して国民に対する見返りは何かあるか、と言われれば首を傾げざるを得ない。政治家は建前として経済効果がどうのこうの言いますけど、ド田舎の新幹線が、直接関係のない一般国民にまで経済効果が及ぶんですかね？
これはある意味、国家ぐるみの詐欺かも？昔ながらの「悪しき自民党」がまたやらかし始めている、と思わざるを得ませんが。
はたまた安倍政権は、消費税10％を引き伸ばしにしてやったのだから、その代わりに、と言わんばかりに、「子育て世帯臨時特例給付金」の中止を決定したようです。しかもそれだけではなく、低所得者への「臨時福祉給付金」を減額し、低所得の年金生活者への「年金生活者支援給付金」の支給も先送りを決めたとのこと。これではまるで、「国民には施さない。勝手に生きろ。」と言っているようなものです。
確か8％にアップするとき、「消費税アップ分は社会保障にしか使わない」と言っていたのでは・・・これも詐欺ですよね。
他にも安倍政権の暴走はまだあって、最近報道にありましたが、今後、武器輸出に支援金を出す、との事です。つまり日本の企業が武器・兵器を作ることを援助するわけで・・・それって遠巻きな戦争奨励じゃない？しかももちろん税金からですよね。これが安倍政権の言う「積極的平和主義」の一環でしょうか？なんかどんどん「戦争できる日本」へと向かっているような・・・。
もっとも、ウヨ的な人たちには喜ばしいのかも、ですけど。
こうして国民は詐欺られて裏切られていく2015年。
まさしく土星・海王星時代にふさわしい。
ついに1,000兆円を超えた日本の借金。国民一人あたりの負担額は800万円弱と言われます。
しかしまだまだ無駄遣いが続くのですね。
おわり
＃全然関係ないけど、昔から見ていて思うこと。イロモネアは会場の5名が偶然選ばれたように演出してるけど、ほとんど笑わない客を必ず1名選ぶよね。あれは制作側の意図だと思う。（笑）
