石原慎太郎氏が太陽の党を発足、果たして?




石原慎太郎が太陽の党を発足、そのホロスコープを分析 | lyu1-web11月14日、石原慎太郎氏が新党「太陽の党」を届け出た。
占星術にはマンデンホロスコープというのがあって、組織が発足した瞬間の天体図を用いて、その性格付けや特性、将来の天体の影響などをうかがい知ることができる。

太陽の党は、実際には「たちあがれ日本」の後継団体となるらしいため、本来ならそちらのチャートも影響すると思うのだが、そういう細かいことは置いておき、あくまで余興的興味でみてみたいと思う。

太陽の党:届出時のホロスコープ

太陽の党:届出時のホロスコープ

報道などによると、総務省に届け出たのが14日午前とあるので、ここでは午前10時としてみた。
この日は、朝8:40に太陽が蠍座20度から21度に進んだのだが、まあ8:40より前に届け出たとは常識的に考えにくいので、太陽は蠍座21度で間違いないだろう。

蠍座21度は、石原氏が計画的にそうしたのかどうかは分からないが、なかなか「石原慎太郎らしい」度数である。

というのも、この度数のサビアンシンボルは「鴨を打つハンター」というもので、かなりラジカルな度数だからである。
この度数を持つと、攻撃や反抗心を押し出していく性質になる。しかもそれを駆け引きや自己表現のように扱うというものだ。

まるで石原氏そのものという気がする。

もともと氏は過激な発言をするので有名だが、なにかそれは表現者としてという感じがあって、そもそもが作家であるわけだから、そういう手法を使う人なのだ、と個人的には認識しているが、それがこの新党の性質にそのまま投影されていくような気がして興味深い。

月は蠍座の8度くらいにあって、近くに土星がある。
この月は一般民も指していて、土星によって制限があると読める。穿った見方をすれば、石原氏の「上から目線」的な政策が一般を締め付ける、というような形になっているとも取れる。

偶然だとしても、なぜこのようなチャートになってしまうのか。(笑)

さておき、この月は28相、つまり新月直前なのである。
占星術にかぎらず、古来より新月は新しいスタートのサイクルという意味があって、新たな目標に向かって進んでいくのにいいとされる。
たとえばある農作物などでは、新月に植えたものは収穫量がなぜか多かったというデータもあるほどだ。

しかしこの図はその新月の直前であるために、月のパワーが乏しい。言ってみれば消えゆくサイクルの最後なのである。
そしてこの月には、すでに書いたように土星からの制限がかかっている。

いずれにせよ太陽・土星・月ともに蠍座にある。
蠍座は、日本の国家の太陽がそうであるように、癒着粘着気質である。カラッとしていない。ズブズブである。裏取引、癒着、料亭政治、既得権これらのキーワードは、まさに日本のシステムに根付いたものだ。

これからすると、維新の会のような第三極勢力の政党と手を組むのは必至だろうとも思えるし、そのために作られたと言っても過言ではないかもしれない。

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