田中真紀子文科相の単なる気まぐれだったのか?
大臣になるやいなや、突然不躾に「不認可」と宣言、かと思えば突然の撤回である。
覚えている方も多いと思うが、過去この人は、かの小泉政権時代に外務大臣となった途端に外務省を引っ掻き回し、結局、議員辞職を余儀なくされる事になった。
割と、というよりかなりの暴走人生なのである。(笑)
見ると、火星・天王星のコンジャンクションが、かなり強烈な主張を持っていそうだが、これは双子座なためにいろんな情報をピックアップしてしまう。
太陽は山羊座にあるが、他の天体とのメジャーなアスペクトを持たない太陽で、こういうのはいきあたりばったりで統一性を持たない。
太陽というのは人生の中心線なので、その中心線が行き場を持たないというのはブレブレになるというのと同義である。
言論の水星は同じく山羊座だが、こちらもアスペクトを持たない。
これ自体は悪いことではなく、むしろ変な思考的偏りを持たず変幻自在な思考をもたらす意味では強みなのだが、太陽など人生の中心線にある天体が統一した方向性を持っていないようなこの人の場合、この水星は口八丁手八丁が上手くなるだけのような気がする。
橋下徹市長も水星がノーアスペクトだが、橋下氏の場合は太陽はしっかりとメジャーなアスペクトがあっての上での、あの理論上手になっているのと、この人のそれとは若干違う。
さて、こうした田中真紀子氏のホロスコープ条件を鑑みると、何か芯の通った政治家というより、その場凌ぎで思考が回るような人に思えなくはないのである。
さらに月は乙女座の初期にあり、双子座の火星・天王星とシーソーゲームをやっていて、わりと感情が安定しない人というのが分かる。
水星のおかげか、この人確かに弁は立つし言うことも面白いから、政治家と言うよりはコメンテーターとか評論家とかの、どちらかと言えば言いたいことを言えるような立場でズバズバいう人になる方が似合ってると思うのは私だけだろうか。