これがカーディナルスクエアというものを端的に表している。(というか今はグランドクロスですけど)
こうした風潮は対作品に限ったことではなく、誰それが言ったこと・やったことに対して黙っていないという時勢だから。日々、目くじら立てて批判される人の多いことこの上なしの昨今です。
まあ原作者の雁屋哲氏も、天秤座12度の太陽に牡羊座の火星がオポジションで、今まさにカーディナルグランドクロスに影響受けている人ですから、こちらもいくらクレーム付けられようが引っ込んじゃいないでしょうが。
しかもこの人、他の天体見ても相当頑固です。
カーディナル=活動サイン=受けに回らず自分の言いたいことを言う。言われたら反論する。相手もそうする。
これが天王星・冥王星という度を超える天体がスクエアでぶつかり合っているのがメインとなって、活動サイン同士がガチャガチャ喧嘩をしている現在の天体状態ですから。
ちなみに80年以上前に同じ状態のとき、世界大戦になったのは何度か書いていますが。
今も、中国がいかにも戦争おっぱじめそうな勢いで、ロシアの動きもなんとなく危なっかしい。
大国なだけに、大事になったら事態は深刻。
人類の叡智は、果たしてこれを抑えることができるのでしょうか。
さて、前置きが長くなりましたが、こちらは同じグランドクロスでも極めて個人的なことで。
タレント?のつちやかおりさんが、不倫騒動で夫の布川敏和氏と別居中とかなんだとか。
一部ではこれを“家族ぐるみ炎上商法”などと揶揄するむきもあるようですが。
それはさておき、女性の結婚の傾向性を知るのには、生まれの太陽の状態を見ます。
太陽は夫を示すので、それが安定しているかどうかというのが判断材料。
結婚が破綻するのは、たいてい太陽が荒れている女性というのが相場ですけど。
そこでこの人の太陽を見ると、結婚は夫や家庭のしきたりに従って、お堅く真面目な安定した主婦をするはず。本人はストレスがあると思いますが、それをきちんとやる資質をお持ちなのです。
ところが今は、蟹座17度にある金星・火星のコンジャンクションが、ちょうどトランジットのカーディナル・グランドクロスに巻き込まれてこれ以上なく影響を受けているので、一時的に恋愛刺激状態という感じになっていて、なおかつ本人もひっくり返してしまえ、みたいな状態になっていると言えそうです。
つまりパートタイムというか一時的な熱情という感じ。
本来の結婚傾向は上記の方なんですけどね。
火星・金星といえば恋愛の定番みたいなもので、火星が男性エネルギーとすれば金星は女性の見た目や美意識で、それらが惹きつけ合うのが恋愛。
彼女は生まれ持ってコンジャンクションなので、まあ男性を惹きつけたのでしょう。だからアイドルなんて職業になったと思いますけど。
ミキティなんかもコンジャンクションだったですね。
それがいま燃え盛っていると。
一方フックンの方はといいますと、^^;
実は元来こちらの方が浮気しそうな出生ホロスコープになっていて、実際若い頃はヤンチャだったようなことをネタにしていますが、たぶんその通りだったでしょう。
彼の場合は今、天体にはグランドクロスの影響を受けていないので(他の感受点は知りませんけど)、この度のことは案外寝耳に水かもしれなくて、実際対応が落ち着いている感じあるでしょう。
これがもし二人共影響を受けてしまっているのであれば、それこそ泥仕合になってもおかしくないのですが、今回の場合は一時的につちやさんの方がお熱というか。
でもこの二人のホロスコープを重ねて、相性をシナストリーで見てみると、水のサインのグランドトラインになるので、家庭的で情緒豊かな夫婦生活になりそうなんですね。
だからこそ浮気症のフックンも、最終的にこの人を伴侶に選んだというのがあるのではないかという気がしますけどね。
おわり