電通の社員だった女性(高橋まつりさん)が、昨年末に自殺した件が労基署に過労死認定されたということで話題になっている。それに対して武蔵野大学教授の長谷川英夫氏が「月当たり残業時間が100時間を越えたくらいで過労死するのは情けない」と、FB上でかまして炎上したという――いやこれもちろん狙ったでしょ?さすが教授、お見事な腕前w
ともあれ電通に関しては、つい先ごろネット広告の虚偽の請求疑惑の時に書いたけど、電通自体のホロスコープが現在ハードな状況なので、こうした問題が立て続けに発覚するのは当然かもしれない。
【参照記事】電通が不正取引――確かにホロスコープは隠し事がバレるタイミング
山羊座冥王星時代のなかで訪れたチャンス
この件に関して様々な反応がある中で、中には「SNS禁止が増えるだろう」って興味深い意見があったけど、なるほど先ごろPCデポの事件もあったし、会社側の防衛策としてはあり得そうだ。
なぜなら今は山羊座冥王星時代ってのを忘れちゃいけない。
この時代は「組織が極端に力を持って、そのかわりに個人が蔑ろにされる」というのは前からここで書いてきたことだし、そんな中でここにきて過労死が認定されたってのは不幸中の幸いだけど、やはり木星が天秤座に入った事が影響しているように思う。つまり個人の権利みたいなものが少し見直されてきたっていう現象。
――ただ組織があまりにやり過ぎると反動でひっくり返るってのはあるけど。
とは言え、まだまだ多くが泣き寝入りさせられているケースが多いはず。
だから木星が天秤座に入った今こそ、タイミング的にこうした理不尽さを世間に拡散するチャンスかもしれなくて、逆に言えば来年木星が蠍座に入り、さらに土星が山羊座に入っちゃうと、もう個人に勝ち目ないじゃん、って感じで手遅れになると思うので。
会社と個人の相性は間違いなく影響がある
ちなみに電通は1991年にも、入社1年半の男性社員(当時24才)が過労自殺していて、最高裁まで10年間争ったあげく結局敗訴している。そこでこの時自殺された社員と電通のホロスコープの相性を見てみると、案の定、電通から相当なプレッシャーを掛けられる関係になっていたのがわかる。
いつも思うけど、こういうのは何かが起こってから判明するのが何ともやりきれない。
さすがに会社と自分との相性まで考えて就職先を決める人は少ないだろうが、万が一ネガティブな相性の場合、最悪のケースも考えられるので、参考資料としてチェックしておくのはオススメだ。
また応用ケースとして、重要取引先との相性なども参考になるのでは。
今回自殺された女性社員の生年月日は分からないので、彼女と電通との相性がどうだったかは不明だけど、言えるのは会社(組織・コンビ・チーム)と個人の相性というのは意外と無視できないってこと。その中でフォローしてもらえるか、あるいはネガティブな結果をもたらすかについては、双方の相性をよく見たほうがいい、とあらためて記しておく。
ただ男性社員が自殺されたのが1991年、今回の高橋まつり氏がその年に生まれているのには、何か因縁みたいなものを感じるが・・・
心よりお悔やみ申し上げます。
【※ホロスコープ画像はSolar Fire Ver.9を使用】