イリハム・トフティ氏有罪に見る中国への懸念




イリハム・トフティ氏有罪に見る中国への懸念 | lyu1-web秋分図の記事で、「1ハウスに冥王星、土地・国土を表わす4ハウスに天王星が入ったので大災害に要注意」と書いたんだけど、さっそく御嶽山が噴火して多くの犠牲者を出しました。
ぶっちゃけ、カーディナルスクエアの間は山とか海とかの自然の災害が怖いところはやめとけ、と言いたいんだけど、山登りの好きな人は中毒のように登るから、所詮そんな忠告は聞きはしないでしょう。
いずれにせよ今回の噴火はまだ水蒸気爆発のようなので、もしマグマ噴火などとなったら、おそらくあのあたり一帯は壊滅になるので予断は許さない状況が続いています。

カーディナルスクエアがなぜ災害につながるのか。
山羊座は地域とか国とかの括りという意味から、その土地土地、牽いては国土などに結びつきます。2008年に冥王星が山羊座に入ったので、それ以降は国土などの変革をもたらすということになるんです。
ただし冥王星のやり方は「強制」。

そして2011年3月に天王星が牡羊座に入りました。
天王星が春分点を通過して牡羊座に入る数時間前に東日本大震災が起きたのはもはや有名ですが、天王星には突発的とか衝撃とかの意味があり、それが山羊座の冥王星とスクエアという角度になったのがカーディナルスクエアで、天王星と冥王星がケンカのような状態になったので「突然のひっくり返すような出来事」みたいな意味になります。
地震はそういう感じですよね。

中国や韓国が島を巡って激化したのはこのカーディナルスクエアが始まってからです。ひっくり返してでも国土を獲得してやる、という意味にもとれます。
中国は尖閣だけじゃなく、今や南シナ海の諸国とも一触即発状態です。国土を広げてやろう、という野望でしょう。たぶんエネルギーのために。

さてその中国において、こちらもいざこざが絶えなかった新疆ウイグル自治区におけるウィグル族と漢民族とトラブルで、実質調整役だったとみられるイリハム・トフティ氏が、ウィグル族を扇動し中国に反旗を翻す危険分子ということで、無期懲役と全財産没収という有罪判決を受けました。

大学教授であるイリハム氏は確かにウィグル地区出身ですが、決してウィグル族の独立を煽動していたわけではなく、むしろその反対で、相互の融和を訴えていた穏健派とされる人物です。
しかしその主張も、中国共産党から危険分子ということで誤解をされて逮捕され、拘束中は中国公安からの虐待もあったようです。
アメリカはイリハム氏の釈放を求めましたが、結局、(独立を扇動した)国家分裂罪だとかで有罪になったわけです。

これに対し、各国からは批判の声が相次いでいる模様。
しかし中国はその批判に対し、逆ギレという有り様。

イリハム氏のホロスコープを見てみます。

イリハム・トフティ氏:出生ホロスコープ

イリハム・トフティ氏:出生ホロスコープ

人生を主導する太陽は蠍座の1度です。
蠍座はそもそも深く結合するサインなので、安易に反発して対立するのではなく、お互いを知って深く結びつこうとしたのかもしれません。

更に言うなら太陽は、牡牛座の土星とオポジションになっているので、太陽は土星に従います。
土星は規制でありルールであり常識の範囲内ということですから、この太陽は反発ができないどころか、体制に従おうとするわけです。
これを見る限り、あまり独立を煽動するようには見えないです。

土星のある牡牛座5度は、牡牛座には珍しくコミュニケーションをしようとする度数です。
しかし資産を使いきってしまうという意味もあり、お互いの融和を目的として民族間のコミュニケーションを図ろうとした結果、今回の裁判で自分の持っているものを吐き出す結果になってしまったのかもしれません。(ですが吐き出すことによって新たなものを得るということでもあります)

太陽のある蠍座の1度は、むしろ深く交流するために激しい行動に出るという度数ですから、もしかすると氏のやりかたに誤解を生むような言動があったのかもしれませんが。

あと、他の天体に関しては基本的に天秤座が多いです。
天秤座は対人性などを表わすサインで、どう見られているかという客観性を大事にするので、バランスのとれた公平な観点というのを持っています。反面、客観性を気にするあまり、主体性には欠けるサインです。
つまり独立などを煽動するイデオロギーを持つようなサインではない気がします。ただハウス次第なんですけど。

独立や反発を示す天王星は天秤座の6度にあり、アスペクトも側に金星があるだけです。
天秤座6度はどんでん返しに合ってしまう度数で、自分がすることに妨害が生じてしまいます。
皮肉にも今回の有罪判決がそれを表しているかもしれません。

言動を表わす水星は天秤座17度で、この度数は弱者に肩入れする結果、同類視されて誤解を受けるという度数です。
これも今回の誤解につながっているかもしれませんね。

そんなわけで、イリハム氏のホロスコープはは大きく分けて天秤座の天体群と、蠍座の太陽・牡牛座の土星のオポジションの二つの柱ということになります。
ただこの二つ柱のうち、天秤座の天体に関してはオプションと言ってよく、メインの長期的人生目標というのは太陽土星のオポジションの方です。月もそれに準じています。基本的に真面目な人なんだと思います。

元々の体制や価値観に従うのが氏の基本性質ですから、それから外れた行動はしない、ただ体制に従おうと行動を派手にやった結果、誤解されて貧乏くじ、みたいな流れになっているのでは。

もし仮に先頭きって独立を画策するような人物なら、もっとホロスコープにシャープに表れてもいいので。

今回のことで中国は諸国から批判を浴びる結果になりましたが、それを受けて反省して是正するようなことはないでしょう。
中国はウィグル地区ともトラブルを抱えていますが、香港でも民主化を推進する一派のデモが「天安門事件の二の舞い」とも言われるほどに激化しているようで、そちらにもアキレス腱があります。

いずれにしても中国の国家のホロスコープが、今カーディナルグランドクロスになっちゃっているので、上に書いたように自分からもひっくり返そうとするし、周囲もからもひっくり返されてもおかしくない状態なのです。
しかも来年以降のトランジットに大きな問題が出そうで、中国の行く末が懸念されます。

おわり


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