さて、また文春砲が炸裂しまして、歌舞伎役者の三代目中村橋之助氏のゲス不倫疑惑が報じらたという。橋之助氏といえば妻は元アイドル三田寛子氏ということもあって、ちょっとした騒動になってますが。
これで思い出すのがその昔あった、人間国宝の坂田藤十郎氏(当時は中村鴈治郎=中村玉緒氏の兄)の、舞妓との例の「開チン写真」事件。これが2002年のことで、すなわち坂田氏は当時70才前後、その年令やら相手との年の差やらガウンはだけた開チンやらで、歌舞伎役者っていろいろすげーなと。
でその時、妻の扇千景氏が「女性にモテない夫なんてつまらない」と見事バッサリ切り捨てたのは有名な話だけど、その対応もなにか超越した感があって、ある種歌舞伎界の独特な風習みたいなものを感じさせられた。
その後も歌舞伎役者の様々な艶事が報道されたけど、まあ歌舞伎役者ならしょうがないんじゃね?的な世間の受け取り方もあったと思う。ただ今年はタイミングが悪い――なにせゲス不倫ブーム、いやゲス不倫叩きブームという流れができあがってるし、しかも文春砲だし。
でまあホロスコープを見るとやっぱりで、現在橋之助氏はハードな信頼性崩壊の状態になっていて、歌舞伎役者だから芸の肥やしだから云々・・・が免罪符にならない状態にある。しかも妻の三田寛子氏も同世代であるために、巻き添え事故とは言え同じような憂き目に遭うのは仕方がないことかもしれない。
なぜなら妻の立場にすれば、歌舞伎役者の襲名披露という一世一代の大事な時に、夫が不倫相手に熱を上げていたとなれば、関係者や贔屓筋に対して立場がないだろう。妻としてのプライドを傷つけられたようなものだから。
同世代同士のパートナーの弱点というのはこういうところで、相手がピンチになると自分がフォローするどころか、世代が同じだと自分のホロスコープも同様にハードな状態になってたりするから、同じように傷つく場合があるわけです。
ちなみに、いま駐車違反身代わり疑惑が報道されている佐川急便も、この二人と同じ世代の1965年設立の会社で、どうしてもこの頃の出生や設立ホロスコープが、今のトランジットにハードな影響を受けてこのように紛糾してしまうのは、個人と組織という違いがあるにせよ、占星術的には道理にかなったことなのは言うまでもない。
「星占い(笑)」は世代とか関係ないみたいだけどw
【※ホロスコープ画像はSolar Fire Ver.9を使用】