佳子さまといえば昨年、学習院大学を中途退学されて、ICU(国際基督教大学)に編入されたことが大きく取り上げられたのが記憶に新しいのですが、それ以前から、ネットを中心に「佳子さま萌え」のような流れが起こっていたようです。
中傷の標的に
ところが昨日、その佳子さまをネットで脅迫したとして43才の男が逮捕されました。なんでも「佳子を韓国人の手で韓国人の男に逆らえないようにしてやる」「ICUには同志の仲間がたくさんいる」などと2chに書き込んだようです。そう言えばその前にも「プリンセス佳子を慰安婦とするしかない」と書いた韓国ネットメディアがあり、物議を醸したばかりです。
そもそも、大分の動物園で生まれた猿に「シャーロット」と名づけたことに対し「英国皇室に失礼だ」とクレームが殺到するご時世ですから、こうした佳子さまに対する無礼が許されるはずもないわけですが。
それはさておき、なぜ佳子さまばかりがこのように目立ちそして標的にされるのか、ちょっとホロスコープを見てみたいと思います。
佳子さまの人気の要因
アセンダントが水瓶座っていうのはいかにも現代的で、その主星である天王星が12ハウスというのは生活感・庶民感を感じさせず、ともすれば少々神秘的でもあり、その雰囲気がそのままネットやメディアを通じて魅力が広まるというのは分かります。その天王星は金星につながっているので、彼女の見た目や女性美に反映されるわけです。実際の見た目以上に。
天王星の横には海王星もあって、両方が金星につながっているので、魅力が常識を超えるという感じになり、それらはいずれも12ハウスからなので、非現実的性を高めるんですよ。さながら二次元のような、創作されたもののような、なにか手の届かない存在のような雰囲気。
その金星ですが、月もそばにあるので、わりと見た目と素の状態とに違いがない人、という感じになります。蠍座なので人懐こくて、ちょっとねっとりした印象になりますが、それは結果的に女性的な色っぽい魅力ともなり、人を寄せ付けます。
まあこういうのがトータル、人気になる要因の一つでしょう。
さらにMCには木星がありますから、社会的には恵まれて、人から援助があるということになります。射手座ですから海外から人気が集まるという風に読んでもよくて、実際、中国あたりでも人気があるみたいです。
関係無いですが射手座の木星に9ハウスに月・金星ですから、勉強好きかもしれませんよね。
佳子さまのホロスコープにみるネガティブなエネルギー
ただ、もちろんいいところばかりじゃなくて、このホロスコープは魚座と乙女座がそれぞれ1ハウスと7ハウスにインターセプトされているんですよね。しかもそこに土星と火星の180度がある。これはなかなか本人がうまく出せない(使えない)部分になってしまうんだろうなという感じです。消化しきれないものを抱えるというか。
――で、この部分が今回の問題ともつながるわけで。
度々書いていますが、ホロスコープは自分でもあり、自分を取り巻く周囲の影響でもあるわけです。つまり周囲にホロスコープのエネルギーが投影されてしまうということ。
今回、ネットで攻撃されているのは、この土星と火星のエネルギーが本人に向かってきてしまったという形で現れているのだと思います。
というのも現在、この1ハウスの土星にトランジットの海王星が重なってしまっているので、何か得体のしれないプレッシャーみたいになるわけです。それが1ハウスと7ハウスだから、外部から攻撃されるという感じだし、土星と火星がらみですから、男性からの攻撃という風にもなる。
もうひとつ言えば、トランジットの冥王星も11ハウスの終わり、つまり12ハウスに近いところにあるので、これもなんか「目に見えない脅威」みたいになるし、MCには土星が乗っているので、太陽と火星もIC付近にあることから結果、土星・土星スクエア含むグランドクロスで、しかも柔軟サインのグランドクロスなわけだから、これは完全にネガティブな影響をもらってしまう。
最近、佳子さまのプライベートでの私服の画像が出回りましたが、その「らしくない」ファッションについて、宮内庁や母親である紀子さまから苦言が出ているというゴシップ報道もありますが、そういうのも含めて、今ご本人にとって「面白くない状況」になっているのは、こうしたトランジットの影響があるからでしょう。
それと余計なことかもしれませんが、火星つまり男性関係はどうなんでしょうね。
蠍座の冥王星とスクエアになっているのが気になります。
まあ太陽は安定しているので結婚は問題なさそうな気はしますが。
おわり