本日(8/15)になって、急に噴火警戒レベル4(避難準備)に引き上げられたとか。なんでも、今すぐ噴火が起こってもおかしくない状態だそうで――ちなみにレベル4になったのは、この基準導入後初めてという。
戦後70年談話
さて昨日、安倍首相によって歴史的な戦後70年談話が発表されました。
注目ポイントとなっていたのは、「戦後レジームからの脱却」を掲げてきた安倍首相が、村山談話における4つのキーワード(植民地支配、侵略、おわび、反省)を引き継いで言及するか、という点でしたが、やっぱりここ最近の支持率急落は無視できなかったんでしょうかね、一通り盛り込まれた文章になってはいました。・・・一応は、ですけど。
――ただ、メディア等が指摘している通り、首相自ら反省の意を示しているわけではなく、苦し紛れに無理に盛り込んだ感は否めません。
この70年談話のホロスコープを見てみます。
戦後70年談話のホロスコープ
太陽は獅子座21度ですが、この戦後談話に関しては、過去も含め終戦日近くに発表されるので、必ず獅子座のこの辺りの度数になります。
このホロスコープには、私的に興味深い部分がいくつかあって
- 月が28相
- 水星が海王星と180度
- MC(天頂)に蠍座28度の土星
などが気になりました。
1. 月が28相
この状態の月はエネルギーが一番弱まっていて、太陽の意思に飲み込まれていきます。この月を一般国民とした場合、もはや国民の意思はこの談話にはなんら影響を与えていない、という意味に取れます。
つまり政権側がやりたいように作った談話、と考えてもいいかもしれません。ただ安倍内閣が一般国民の意志など反映しないのは、今に始まったことではないですけども・・・
2. 水星が海王星と180度
水星は言うまでもなく言葉そのものを表しますが、海王星と180度になっていることが今回の70年談話を端的に表していると思いました。
海王星とは曖昧な天体です――つまりこの談話は曖昧な言葉で濁しているとも言え、結果的にそれが中国や韓国などに対して不満をもたらす要因になっている。
3. MC(天頂)に蠍座28度の土星
MCの土星は、この談話によって事態をコントロールしたいという意志が表れています。ただし蠍座の28度なので、一筋縄ではいかない暗示があります。そもそも蠍座的手法は日本のお家芸(日本の太陽は蠍座)なのですが、ことこの辺の度数に限って言えば、むしろ関係の泥沼化を暗示するものかもしれません。
まとめ
ただしホロスコープ全体から言えば、発表時刻が夕方だったということで、太陽が7ハウスに入るのは当然ですが、その他の天体も7ハウスを始めとする西側に多く位置し、つまり相手国に配慮したスピーチになっているということが言えます。
ちなみに村山談話(戦後50年談話)のホロスコープは、太陽・冥王星スクエアだったので、日本のエゴを見事に否定していました。
おわり