個人的な意見なのですが、サッカーに限らず、そもそもヨーロッパのスポーツ組織というのは、利権・疑惑まみれという勝手なイメージを持っています。それは毎回毎回開催地決定であんなに不透明感の強いやり方をしているIOC(国際オリンピック委員会)を筆頭に、こう言っては口が悪いですけど、地位と権力を傘に着たジジィどもが、裏でコソコソと私腹を肥やし、利権まみれで偉そうにしている・・・そういうイメージを昔から抱いているのです。スケート連盟にしてもスキー連盟にしても、ルール改正やら何やら、どうも釈然としない組織が多い。(もちろん例外はあると思いますが)
もちろんそれがいいとか悪いとか、どちらが好きとか嫌いとかいう問題でもなくて、あくまで個人的なイメージですけど。あと、周囲の国と地続きというヨーロッパ大陸というのも、そうした裏工作を作らざるをえない環境かもしれないし。
だから今回のFIFAのケースは、それが表に出ちゃっただけの話、と個人的には理解してます。
しかも告発に動いたのはアメリカだし、土星・海王星スクエア時代だし。
FIFA会長のゼップ・ブラッターという人
このようなゴタゴタがありながらも、今回、圧勝で5期目の当選を果たしたFIFA会長のゼップ・ブラッターという人を調べていると、wikiにこんな経歴の記述がありました。
世界ガーターベルト友の会という団体を主宰、パンティストッキングの普及阻止活動を行っていた。
【出典】ウィキペディア:ゼップ・ブラッター
・・・なにこれ?(笑)
いやガーターマニアなのは勝手だけど、だからといってパンスト阻止って(笑)
個人の好みはそれぞれでしょうに・・・これは草生える。
ともかくこの人のホロスコープを見ましょう。(生時あり)
土星・海王星オポジションに太陽が絡んでいる、まずはじめに目が行くところですね。
しかも魚座と乙女座だし、海王星は乙女座の15度だし、それが2ハウス。
8-2ハウスの土星・海王星で、モロに「カネの疑惑」という生まれです。
なんかあからさま過ぎて、逆につまらないかも。
そもそも8ハウスの太陽ですから、何かを継承するという形で社会的発展をするわけです。この太陽はアセンダントから来ていますしね。
この辺りについてもwikiの記述を参考にしますと、当時ジョアン・アヴェランジェという前任のFIFA会長と、adidas社のホルスト・ダスラーという権力者を後ろ盾に付けて地位を得ていったという事なので、やはり継承的発展と言えます。
しかも土星は魚座13度の「狐のストール」の度数ですから、ずる賢くて裏で根回しをするわけです。
隠されたウラの顔
ただその「ウラの顔」は、他者からはなかなか見えなかったのではないか――
なぜなら、太陽は魚座19度の「夕食のテーブル」の度数なので、善人というのを意識した行動、さらに月が3ハウスで天秤座なので、会話好き・人に気が回る、という感じで、いかにも周囲は誑し込まれてしまいそうなのです。
MCが牡牛座なので、この人は個人のセンスと嗅覚で社会的地位を作っていくわけだけども、その主星である金星は7ハウスの近くにあって水瓶座、つまりここにも人と壁を作らず平均的に接するという対人的資質があるわけですよね。しかも隣にコミュニケーションの水星もあるしで。
そもそも5期目という長期政権が腐敗を生んだという理論もありますが、元来この人のホロスコープの持つ怪しさ=土星・海王星と、私が目をつけたもう一つのポイント=のために、どうしてもウラがある人間という疑惑は拭えない。
逆に言えば、そういう資質の人だからこそ、5期という長期政権を可能にしたといえるわけで。
ただ近い将来のことを言ってしまえば、そのうちとんでもないトランジット配置になってしまうので。この人にとって。
さらにFIFAのホロスコープと重ね合わせてみると、輪をかけてハードな配置になってしまう。
だから今のうちに出来る限りの言い逃れと、もみ消しをしておけば?ということになるわけだけど。
皆さんの周りにも、外見のキャラと内面が違う人いません?
おわり