当初全然イメージできなかったですけどね。途中から勢いに乗ったと思ったら一気にゴールまでいってしまった。
しかしトランプ氏優勢が伝えられると、一時期カナダ移民局のサイトがダウンしたとか。まあそれだけ国民が政治に興味を持っているということでしょうね。日本国民は半分近くが選挙にさえ行かないのにw。
そもそもトランプ氏の事はほとんど知らなくて、ざっくりと「不動産王」という知識がある程度で、これまでの人生キャリアっていうのをよく知らない。まあ勝手なイメージで「金儲けの人」っていう認識かな。
でホロスコープを見ると、確かに若い頃は利己的に生きてきただろうというのはわかるけど、年を取ってからはそうでもないかも?というのが見えるので・・・というのも、すでに事業で巨万の富を得ているはずなのに、なぜ大統領選になど出馬する気になったのか?を考えてみるに、単なる老害の権力欲以外のものを少し感じるのだけど。(まあそれも少なからずあったろうが)
それは年を経る毎に、自分が属する組織(国とか会社とか)の未来というものに目が向いてきていてるはずで、そこを自分の手でコントロールしたいという気持ちが増していったのでは。でなければ自分のこれまで築いてきた私財を投じてまで、苦労するし消耗の激しい大統領選になど出馬するかな?というのがあって。だって事業やってた方がはるかに収入が高いだろうし、下手に公職なんかになると色々過去のことほじくり出されるのは目に見えてるしで。
でそれを天秤にかけても大統領選に出ようと思ったのは、やはり自分の中にふつふつと湧いてくるものがあったんでしょう。
この大統領選においてトランプ氏が主張していた「偉大なアメリカを取り戻す」というのは極めてドメスティックな表現だけど、これって蟹座のエネルギーだよね。それがアメリカという国と、今の時代の天体配置を考えた時に、非常にタイムリーでキャッチーだったと思うし特定の層にうまくハマったのではないかと。おそらく若い頃はそういうキャラではなかったと思う。
「それってただの選挙作戦用キャッチコピーだろ?」という意見もあるかもしれないが、そうだったとしても彼のホロスコープにはこのエネルギーがあるから意味を持ったわけで、仮に単なるイメージ作戦だとしても、彼のエネルギーにこれっぽちもマッチしないハリボテのワードだったら、おそらく人の心はつかめなかったろう・・・というか天体エネルギーのサポートは得られない。
あとは対戦相手が大の嫌われ者のヒラリー・クリントン氏だったことも幸いしたのは間違いないが。
だからトランプ氏がベストだったのか?と問われれば「えーと」って感じだけど、すくなくともヒラリー・クリントン氏よりは・・・ただクリントン氏は生まれ時間がわからないので正確な比較はできないけど。
取り急ぎ今日のところはこの辺で。
【※ホロスコープ画像はSolar Fire Ver.9を使用】