そこで、何気なく指原莉乃の出生ホロスコープを見てみると、「そういうことか」と気づいた。
AKB内でもフツーとはいえない彼女のキャラは、このホロスコープを見る限り、どうも火星が原因のようだ。
というのもこの火星は、関わる組織にとって異質なものを持ち込みやすいエネルギーを持っているからなのである。
古来より、組織というのは「はみ出し者」を嫌う。
自然、はみ出した者は排除される。
組織というのは蟹座の世界だ。
つまり同意識の者たちを集め、またそうした意識に賛同した者達が集うのが組織である。
例外なく、AKBにはAKBなりの共同意識がある。
その意識の中で彼女たちは集い、運営側が定めた枠(ルール)のもと、活動をすることが許される。
蛇足だが、この枠が山羊座になる。彼女の山羊座はハードアスペクトだ。
指原莉乃の火星は、彼女が意識しているorしてないにかかわらず、AKBに異質なものを持ち込むことになる。
もし「意識していない」という表現が妥当でないなら、結果的に「新風を持ち込んでしまう」と言えばいいだろうか。
いずれにせよその異質さは、やがて組織にとってアレルギーになるのかもしれない。
もちろん彼女は今回の選挙で、はみ出し者のような行為をしたわけではない。
ただ、トータルでみると結果的にそうなってしまった、という図式だ。
しかもどうだろう、これまでの彼女の活動を見る限り、どうもAKBの本道と外れている気がしはしないだろうか?
もちろん指原莉乃に悪気はないかもしれない。それどころか、むしろAKBという組織の中で自分をどのように出していくかということに一生懸命な結果、ああなっているだけなはずだ。
それをさせているのが、この火星のエネルギーということ。
ただそれが、決定的に彼女を完全なはみ出し者にさせないのは、この火星のアスペクトは安定している。
(ただそれは、いつの日かトランジットにより崩れるわけだが)
もう一つ関連があると思わせるのは、彼女の太陽。
この太陽は蠍座の終わりにあって、少し厄介な太陽である。
このブログでも何回か登場しているが、このあたりの度数に天体を持つと、少々厄介な道を歩む事がある。
すでに彼女は一度トラブルを起こして、芸能生活をぶち壊しそうになっている。
人との関係において、すんなりといかないのだ。
もちろんこのホロスコープでポジティブな面はたくさんあって、彼女は以上で述べたことが全てではない。彼女の持つエネルギーの一部にすぎない、ということは言うまでもない。それどころか、今回その火星でさえうまく使いこなせれば彼女にとってプラスになるはずなのである。
最後にAKB48という組織と、彼女の相性をみてみた。
ああ、こうなってしまうのか、と溜息が出た。
確かに混乱の相性であることは否めない。
もともとAKBは混乱・スキャンダルの組織だが、彼女は特にそれに関与するようである。
もちろん指原莉乃だけに限ったことではないが。