ゴルスタは早々に撤退したようですが、PCデポ方はまだまだ騒動のまっただ中という感じで、その対応が暴露されるたびに燃料投下とばかりに燃え上がり、一部では「あのワタミを超えた」などと言われるまでになっている。
基本的に短期間で急激に業績を伸ばす会社というのはどこか普通じゃない部分があって、だからこそ急成長するんだろうけど、逆にそれが元で歪みを生む場合が往々にしてあるわけで。
伸長著しいあのコメダコーヒーでさえ、オーダーをミスするとその商品を半額でアルバイトが買い取らなければならないとか、無断欠勤には罰金があることが露呈し、ネットでは「コメダもかよ」なんて声が上がっている。
しかも本部は「店舗に任せている」と、ここも責任逃れをしているとか。
PCデポも、告発した元店員を恫喝する時点で(もしホントなら)会社として、それも東証一部上場企業としてあり得ないんだけど、さらに今度は退職者に一人一人に微妙に文面を変えて手紙を出したという、しかも識別用のバーコード入りで――これはネットでこの文書が公開された時に、文面の違いやバーコードで犯人探しをするため、と言われていて、つまり裏切り者をあぶり出すトラップだという勘ぐりもあって、本当だとしたらよくそこまで悪知恵が回るもんだ、と逆に感心する。
さらにPCデポ側は「ノルマは課してません。現場の暴走です」と発表しておきながら、告発者から「トウゼンカード」と呼ばれる、スタッフに対するノルマカードのようなものがあるという事までが暴露されてしまった。
こうやってスタッフを追い込んで業績を上げさせていたとすると、例の年配者に法外な契約をするというのもなんとなく納得できてしまって、かなりヤバい会社なんじゃないか、と勘ぐりたくなるのも当然。(ちなみに「トウゼンカード」とは、「ノルマ達成して当然」の意味なのかな?)
ともあれ、ここではネットと一緒になって叩きたいがために書いてるわけじゃなくて、そうなるに至るエネルギーというのを追求してみたいと思ってて。
そんなこんなで、いろいろとホロスコープやらを調べてたら見えてきたことがある。それは社長である野島隆久氏は、この組織では「曲がった権力者」になってしまうということだ。
それは野島氏が「もともと暴君キャラなのか」というのとは切り離して考えていて、あくまで組織と個人との相性において「そういうケミストリーが生じてしまう」というということ――つまり株式会社ピーシーデポコーポレーション内における野島隆久氏の性質・立ち位置がそういうものになるという意味。
実はこういうのって誰にでもあるはずで、自分がいる会社や学校などでは「なぜかこういう役目(自分)になっちゃう、本来の自分は違うのに」というのを感じる人も多いと思うわけ。出世・成功とかも含めて。或いは、どうもあのグループの中では自分が下になってしまうとか、弱気になっちゃうとか。またはその逆とか。
それは組織のホロスコープの持つエネルギーと個人のホロスコープが持つエネルギーの相関関係というか、お互いのエネルギーが合わさったことによる反応がそうした現象を導き出すということ。
で野島社長と(株)ピーシーデポコーポレーションのホロスコープを合わせると、上記のようなことが示唆されているのが分かってきたのです。
で、それを確かめるべくググッてみたら、こんなのが出てきた。
やっぱり「曲がった権力者」じゃん(笑)
そもそも創業者と会社との関係というのは、創業者が設立した時のトランジットだから、それから考えると野島氏は、会社設立時にそういう状態だったということがわかる――つまりワンマンとして振る舞いたかったのかな、っていう。
それがまんま事象として現れるわけだから、ケミストリー云々というより、やりたいことやっただけじゃねーか、っていう理屈も成り立つけど。
だとしても、それが社会的に許容されるかどうかは全く別問題だし。
今回の騒動も、会社つまり経営側は自分らのやりたいようにやって何が悪い、というのがあるかもしれない、けど社会的にはそれをしていたら「トウゼン」信用は無くしますよね、って話で、もしそれを続けて会社そのものがどうにかなってしまったとしたら、自我は通せたけど結果は敗北、ということになりはしないかな。
【※ホロスコープ画像はSolar Fire Ver.9を使用】