真央ちゃんは新しい人生ステージへ移行のタイミング?




真央ちゃんは新しい人生ステージへ移行のタイミング? | lyu1-web浅田真央ちゃんが来季の休養宣言をしました。

ただ、もう彼女はこれ迄とは違った次の人生ステージに進む時期に来ているので、新しい目標を見つけて、それに向かって一歩を踏み出すべきタイミングだと思います。

一応真央ちゃんには、ウワサされている生まれ時間というのが出回っておりますが、それが正しいものかどうか、真偽のほどはわかりません。
ただその生時に基づいてホロスコープを出してみると、なんとなく納得させられる部分はあります。

もしその生時が正確なものだと仮定すると、彼女は2010年バンクーバー五輪の後あたりに引退してもおかしくなかったです。と言うよりも、その方が彼女のライフサイクル(のようなもの)に合致していました。

占星術には古くから浸透している進行法(プログレス)というのがあって、経過法=トランジット(現在の天体との関わりを見る)が外部との関わりとするなら、進行法は外部とは関係なく自分の内部のライフタイム時計のようなものになります。

この経過法にはいくつかの計算方法がありますが、割とポピュラーに使われているのは一日一年法というもので、生まれた日から一日経った配置を1年後、2日後を2年後として天体を進行させていくものです。
この方法ですと、進行の遅い天体は人間が死ぬまでにほとんど動きませんが、月や水星・金星・太陽と言った地球に近い天体は、年月の経過によって徐々に動いていき、それによっていろいろなタイミングを推し量ることができます。

つまりプログレスでは、遠い天体(遅い天体)は生涯変わることのない普遍的なエネルギーや性質であり、それに比べて近い天体というのは短期目標であったり時期によって変化する自分の好みや価値観のようなものだということが言えます。

その中でもプログレスの月は最重要視するべきもので、一周するのに27年半ほどかかることになりますが(月が地球を一周するのに27.5日だから)、これが人生のバイオリズムなようなものを指し示すのです。
例えば四柱推命で大運の季節が切り替わるのが30年ですし、このプログレスの月も約30年というサイクルなので、人生で1つのサイクルが30年とか言うのは、わりと的を得た表現だということが言えます。

で、真央ちゃんの話ですが、この経過法によりますと、バンクーバー五輪が終わったあたり、つまり2010年の春くらいには、プログレスの月は10ハウスの後半に来ています。

これは一つのサイクルがもう終わり近くに来ていることを示していて、というのも10ハウスは一つのサイクルの頂点ですから、社会的にも認められて実績もできやすいタイミングということになりますが、これを過ぎると、次のステージに向かうために本人は今までの立場や役目からドロップアウトしたくなるのです。

その頃、おそらく彼女の中では、それまでずっとやってきたスケートの競技生活というものに、そろそろ飽きてきてしまうというか、次のサイクルを模索する準備期間に入るという体内サイクルだったということになります。

そして11ハウスに移ると、11ハウスの意味は課外活動ですから、意識は本業から離れた課外の事へと移っていきます。これは未来・将来のこと(つまり11ハウス)を考えて本業から離れていくというサイクルになっていくのです。

浅田真央:出生ホロスコープ+現在のプログレス

浅田真央:出生ホロスコープ+現在のプログレス

で、今現在の彼女のプログレスの月は12ハウスですから、もう本人の意識は表舞台から消えていて、次の人生ステージへの模索の時期ということになります。

さて、ここまでの話は生時が正確だとするなら、という仮定での事でしたが、それが間違えていたとしても、もうひとつの根拠があります。

それは、彼女のプログレスの月が新月だということです。

言うまでもなく新月は新しい月のサイクルの始まりで目標を建てるべきタイミングです。
つまりハウスに関係なくても真央ちゃんは新しい人生目標を建てて、満月に向かって努力していくというタイミングだということなのです。

これも先ほどの生時を使うと、今がちょうどドンピシャのタイミングということがわかります。ちょうど天秤座25度で新月が起こっています。しかも12ハウスなので、その後すぐにプログレスの月はAscを通過します。

つまり彼女にとっては、これ以上ない人生のベクトル変換のタイミングなので、このタイミングで休養宣言をしたというのも、何か彼女の中で生まれたもの・あるいは生まれつつあるものが芽生えたのではないか、ということも考えられます。
口では「ハーフハーフ」と言ってますけど、もちろん新しい目標設定をして選手を続けるというのもあるかもしれませんが、だとしても彼女の中の目指す方向やモチベーションはこれまでとは違ったものに変化するはずです。

もしこの生時が違っていたとしても、最大誤差数ヶ月で新月にはなるわけですから、遅かれ早かれ今年はそのタイミングということです。27年半に一度の。

一部では、スケート連盟が最大のドル箱を失うことで引退させないように圧力をかけているとか、まだ真央ちゃんのスケートが見たいとか周りは色々言うでしょうが、彼女は彼女の人生なので、選択肢を間違えずに生きてほしいと思います。

おわり


 

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