猪瀬知事といえば小泉内閣の時に、いわゆる小泉改革のなんだかの委員の一人だったかと記憶してますけど、その頃から彼の若干不遜な物言いが個人的に印象に残っていました。
今回、徳洲会の献金?に絡んでの弁明のような会見は、シドロモドロというかまったく地に足の付いていない疑わしさ満点という印象で、まさにプライドの高い人間が弱点を突かれた時は脆いものだというのを思わざるを得ません。
しかしここで個人的に高圧的な人間がいいとか悪いとか言うつもりはなく、あくまで猪瀬知事の少し偉そうな高慢的な態度というのを生まれ的に分析するのがこの稿の主旨であります。
そこで氏のホスコープを見てみますと、ああなるためのファクターが比較的揃っていることがわかるのです。
- 射手座9度の火星
- 蠍座と獅子座のスクエア(木星・冥王星)
- 射手座0度の水星
という、不遜3兄弟のようなファクターが揃ってしまっています。
射手座9度の火星は誇張・自慢だし、木星・冥王星スクエアといえば不遜の代表格みたいなものだし、射手座0度もかなり戦闘的な度数です。
よくも悪くも3つもこうしたソースが揃ってしまうと、ああならざるを得ないというか、逆に言うと氏はそれをするために生まれてきたと言っても過言ではない感じで、そういうエネルギーが政治家という道に導かれていったと言ってもいいと思います。
そういう人は、発言できうる地位や立場が伴わないと、単なる「偉そう人間・上から人間」というだけになってしまうので、それなりの立場や環境が必要だったはずです。
しかしそうした野心みたいなものだけで仮に立場をレベルアップできたとしても、やはり人間というのは常日頃から色々なものに対する配慮がないと、今回の氏のようにボロが出てしまうこともあるという良い教訓であるかのようです。
ちなみに、いま氏の水星には魚座の海王星がスクエアで入っておりますので、虚言妄言失言ありという状態ではあります。