イスラム国の人質になった二人、土星・海王星の犠牲・混乱エネルギー




イスラム国の人質になった二人、土星・海王星の犠牲・混乱エネルギー | lyu1-web【※この投稿は湯川氏殺害が報じられる前にアップしたものです。念のため。】

やはり危惧していた混乱が起こっています。
かねてより、イスラム国の怖さ、現在の天体配置の不穏さ、そして日本国家がそれに巻き込まれる可能性、などについて、折にふれてこのブログで書いてきましたが、それら一つ一つの条件というか、点と点が結びついてこのような事態が顕現化してしまったということになるのでしょう。

あらためて確認になりますが、1971~72年というのは、双子座の土星と射手座の海王星がオポジション(180度)というハードアスペクトになった時代です。
この時期は、ドルショック(ニクソン・ショック)や、あさま山荘事件、ウォーターゲート事件、そして悲劇を招いたミュンヘンオリンピックなど、世界を混乱に巻き込む事件が立て続けに起こっております。そして数々の航空機事故(ハイジャック・墜落・爆破etc)が起こり、多数の犠牲者が出た時期でもあります。

この1971~72年に生まれた世代が、なぜ「今ヤバい」のかというと、出生ホロスコープに上記の土星・海王星オポジションがあり、それと(現在の不穏な天体配置の一つである)射手座の土星と魚座の海王星のスクエアが連携してしまうからなんですね。
配置的に言うと、ちょうど土星・土星・海王星・海王星のTスクエアになってしまうのです。人によっては、他の天体が絡んでグランドクロスになってしまうケースもあるでしょう。

この世代の代表格の一人が、元オセロの中島知子ですが、彼女の出生ホロスコープの土星・海王星オポジションには太陽・水星・金星・木星が絡んだTスクエアになっています。
彼女は2011年頃から明確に仕事に影響が出始めましたが、その頃すでにトランジットの海王星が水瓶座の終わりにあって、出生図のTスクエアに影響を与え始めていました。

中島知子:出生ホロスコープ+現在のトランジット

中島知子:出生ホロスコープ+現在のトランジット

その後、2012年に海王星が正式に魚座に入ってからは、完全なグランドクロスになり、ご周知の通り洗脳などの混乱を極めていったのです。それでも一時期、苫米地英人氏が彼女のデプログラムに当たったり、家族や当時の所属事務所の救済もあったりして復活に向かうかと思われましたが、私はトランジットからして相当の期間、復活は困難であろうと思っていましたし、当時のブログにも記していました。

さて湯川氏に話は戻りますが、彼の正確な生年月日はわかりませんが、個人ブログなどから4月生まれということは判明しているようです。
その説からすると、1972年の土星・海王星オポジションに金星や火星が絡んでいる可能性が高く、一方で牡羊座の水星あるいは太陽が天秤座の天王星もしくは冥王星とオポジションになっている可能性もあります。

湯川氏の個人ブログには、2005年頃、ある人に陥れられて全てを無くしてしまった、という記述があるみたいですが、その頃のトランジットを照らしあわせてみると、確かにキツい影響を受けていました。
また、2007~08年頃には自殺未遂を起こしたようですが、この頃は完全にトランジットで乙女座の土星がTスクエアになってしまっていて、厳しい状況だったろうと思わせます。

巷間、今回の彼の行動は自分勝手であり、犠牲となるのも自己責任だという批判がありますが、確かに双子座と射手座などは個人重視のサインですから他者性に欠けます。ついでに4月生まれといえば、太陽は牡羊座か牡牛座ということになり、どちらも他者や組織を考えて行動するようなサインではありません。そしてその太陽が先程述べたように天王星か冥王星とオポジションだったりしたら、なおさら他人に倣った行動などクソ食らえ、という性質になるはずです。(もちろんこれは概論であり本来はハウスもみるべきですが)

個人プレイは、その先にある「功名」を目指す原動力ですが、今回これに走ったことが、結果的に湯川氏にとってはリスキーなタイミングとなってしまいました。ただ占星術的な観点から言えば、彼はこのタイミングで引き込まれるようにして、そうした行動に走ったはずです。つまり天体の影響・導きによって、駆り立てられた結果のアクションだったということです。

彼は土星・海王星という犠牲のエネルギーを持ってこの世に生まれてきています。それは2005年に他人に陥れられたと本人が書いていることが証明しています。そして今回も、その生まれ持った犠牲エネルギーがトランジットに刺激され、またそれに飛び込むかのように行動に走ったということになります。
もしかしたら助かるかもしれませんが、疑惑の行動やこれだけ混乱を巻き起こしたということが、すでに十分その後の世間の批判の犠牲者になる事は、もはや確定していると言っていいでしょう。

そしてもう一方、ジャーナリストの後藤健二氏ですが、1967年生まれということだけでその他の情報はないようです。
ただ、母親の石堂順子さんの記者会見で、前日に健二氏の妻と初めて電話で話し、2週間前に赤ちゃんが生まれたと聞いた、と語っています。

これを知って、ハッと気づきました。健二氏の子供は、土星・海王星スクエアを出生図に持つことになるからです。つまり何らかの犠牲のエネルギーを持って生まれてきた子供、ということになるわけです。土星は子供から見て父親ということも意味します。それを示唆しているかもしれないと思うと、少しゾッとしました。

また安倍内閣の対応にもずいぶんと問題が指摘されていますが、それもこれも、日本国家のホロスコープが土星・海王星スクエアに影響を受けてしまっていることの現象だと思います。日本は水星と金星が影響を受けていますから、つまりは言動とカネということになります。安倍内閣の言動が疑惑や混乱を生み、結果として金銭の犠牲を支払うということになってもおかしくはない、ということになります。
また、世界諸国から日本の言動が誤解を受けるということもありえますね。

いずれにせよ、今後の事態の行く先が気になります。

それと、くれぐれも1971~72年生まれの方は気をつけてください。

おわり

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