それはさておき、昨今、企業がブラックだなどと評価されるようになってきていますが、今は山羊座冥王星時代ですからそんなものでしょう。
政治や企業・組織はゴリ押しをしてくるはずだし、それに従わないのなら排除もやむなし、という実に世知辛い世の中になってきています。
ただ、それを突き動かす原理というのは、山羊座独特の「今この場での実績」というのに尽きるのではないかと思います。山羊座は未来に視点が向いておらす、今の利益・今の実績というのに固執します。そこに冥王星が居座ることによって、それを強硬に押し進めるわけです。
いい例がアベノミクスですね。即効性がある政策を一気にまくし立てたかのようです。
そのほか、特定のタレントや女優などが所属事務所からゴリ押しされている、などというのもその現れで、世間の評価など関係なく実績を出そうというタレントを強行に押してきますし、その手法に悪びれもしません。いま実績を出して何が悪いんだ、という感じです。
そういえば例のなんとか秘密保護法の強行採決などもありましたっけ。将来出てくるであろう様々な問題点などに目が向かないわけ。
そうした傾向はもちろん個人レベルでもあるわけで、いま就職しなきゃ・成功しなきゃ・カネ稼がなきゃ・リア充にならなきゃ・結婚しなきゃ・・・と焦るのも、その影響でしょう。
ところが人間というのは個人個人でタイミングが違うわけですが。
ただ、今日ここで書きたいのはそれらについての是非ではありません。
これまで書いたように、世間は山羊座冥王星に影響を受けているわけですが、いかんせん冥王星の仕業ですから、それはいつかひっくり返されるかもしれないわけです。
冥王星蠍座時代のバブル崩壊を忘れてはいけません。何と言っても冥王星は書き換えの天体ですから。
そうでなくても、いまのゴリ押しやブラックな手法が未来永劫受け入れられるとは思えません。人間社会というのは躓きながら成長していくものだというのは歴史が証明していて、修正して修正して今日があるわけです。
それよりも、実績を作ろうとか成功しようとか思うのならば、特に社長やリーダー達に言いたいのは、自分の運気というかタイミングが大事だし、その仕事やプロジェクトに関わる人物・メンバー・部下のそれも大事だということです。
例えば成功したい社長だとしましょう。
成功するためには、簡単な話、運気のいい部下を集めておけば、仕事は進むし結果も出ます。
もちろん社長自身の運気も必要です。万が一、社長の運気が劣っていたとしても、部下の運気がそれをカバーすることは当然あり得ます。その際には社長は黙って部下に任せておく方がいいかもしれませんが。
それと、たぶん運気の良い集団はイザコザもないはずです。
運気が良いというのは社会との折り合いが上手くいくということでもあるわけですからね。
なので、運気のいい部下をリクルーティングしてみるというのは一案だと思います。
たぶんに極論じみてはいますが・・・