東京では今年の秋分はほぼ日の出に近かったので、今年の秋分図は太陽がAscに重なった配置となっています。
すなわち、これから3ヶ月あまりの日本は、この太陽が示すように、わりと自我の強さが出てくるような暗示です。
おりからの安倍政権がそのような姿勢ですので、これは納得という気もしますが、よく見るとこの太陽はノーアスペクトで、何か一貫したビジョンがなく、その場その場の色々な問題にいちいち影響されそうな雰囲気も持っています。
2ハウスの示す経済ですが、金星が入って一見いいように見えますが、土星がコンジャンクションで、安定はするかもしれませんがケチくさい消極的な感じを受けます。
もしくは多少の発展はあっても制限付きという感じかも(特定のジャンルとか)。
さらに、ちょうどその反対側に国民を示す月がオポジションになっており、やはり国民の財布は硬いままかな、という感じ。
ちなみに秋分図はハウスが違うだけでどの国でも同じですから、この月-土星金星オポジションというのは世界共通ですから、どこの国民も大変そうです。
また月は火星も絡んでのTスクエアで、この不景気風に国民はストレスが溜まって爆発寸前?
それと、こうした四季図で気になるのは冥王星を含めたカーディナルスクエアですが、日本では4ハウスと7ハウスで起こっています。
4ハウスはまず土地・不動産・住宅事情などですが、ここに冥王星が入ったので、それらに関しては何が起こるかわからない状況なので注意が必要です。
今年、例の金融円滑化法が期限切れした後、住宅ローンが払えず、せっかく手に入れた家を手放さなければならない人が続出しているといったような報道もよく目にしますので、気をつけていただきたいと思います。
日本国家という観点からしても、4ハウスに山羊座の冥王星が座していますので、国土つまり尖閣や竹島などは予断を許さない状況は続くと見ます。
それが7ハウスの天王星とスクエアで対立するわけですから、海外の相手国との対立というふうに読めます。