予想通りのカーディナルスクエア時代




カーディナルスクエア – まさに過剰反応時代に | lyu1-webこのごろのニュースや世の中の情勢を見ていると、やはりカーディナルスクエアの影響が本格化してきているというのを実感します。

なんでもかんでも過剰反応でしょう?
香港の女優が日本食レストランで食事をしただけで、自国で売国奴扱いされるほどすさまじい。
シリアで起こった武力衝突はレバノンに波及しているようです。日本のジャーナリストも犠牲になりました。とうとう戦争がおっぱじまるんですかね。
一方で、竹島とか尖閣とかもお尻に火がついてしまいましたし。

これこそ、カーディナルスクエアのもたらす究極の「ちゃぶ台返し」時代。

どこもかしこも過剰反応の応酬で、キレる、逆ギレする、そしてやれ報復だ、デモだ、と。
聞くところによると、我が国での反原発のデモは数万人から十数万人が参加したという。(メディアはほとんど取り上げないが)
大津市のイジメ問題も、保身に走りまくっていた教育委員会の委員長がとうとう暴行されるまでになった。

もはや皆がスルーしないし、できない。
いや実際はスルーできる人はたくさんいるんだけど、過剰反応がそれを上回る勢いがある。

私の以前のブログで、昨年の3/11、つまり東日本大震災の日に天王星が牡羊座に入って以来、こんな感じになるとずっと書いてきましたが、まさしく今、それが現実化している感じです。
具体的に言えば、今年の夏至(6/21)あたりからカーディナルスクエアが正確になってくると書いたんですけど、だいたいそのくらいから今の感じが激しくなってきたんではないでしょうか。

歴史をさかのぼって過去のカーディナルスクエア、つまり1920年代は、世界大戦時代でした。
1914年に冥王星が蟹座に入り民族間の意識が増幅され、そして1927年に天王星が牡羊座に入り、蟹座の冥王星とスクエアでぶつかったのでした。

あの時の過剰反応も、たぶん今と似ています。
当時は、陸軍の暴走だったとか言いますけれど、戦後研究がだいぶ進んだ昨今、原因はやはりマスコミが先導して国民を巻き込んだ「熱狂」だとも言われます。

カーディナルスクエアとは

さて、ではカーディナルスクエアの意味するもののおさらいをします。

冥王星の意味するものは、死と再生です。
なにか、今までのものや価値が死んで、新たに生まれ変わるということです。
山羊座ですから、ローカル・土地柄・集団・組織(国家)、国土、ルールなどを冥王星が刷新します。

そこに、どさくさに紛れて牡羊座の天王星が新しい価値を持ち込んできます。牡羊座の天王星といえば

  • 牡羊座=チャレンジ・未経験のもの
  • 天王星=新規のもの

ということですから、実験的で新しい価値観という感じになるのでは。
大戦後にも同じことが起こって、日本は相当な刷新をしました(させられました)しね。

つまり今後、冥王星は長年かけて山羊座を刷新していきます。それは次の水瓶座に移る2024年くらいまでです。
その間に、国や集団のあり方・ルール、国のかたちなどが書き換えられていくのでしょう。
かなり長い期間をかけてのことですから、我々に実感はなく、あとで気がついたら変化していた、という感じになるのかもしれません。

最後に蛇足ですが、ここ数年の間に誕生する子供は、生まれにカーディナルスクエアを持つ子たちということになりますね。
なかなか興味深い。

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